FF14ブログTVドラマ化「光のお父さん」

光のお父さんMMORPG

スクエア・エニックスさんから、「FF14フリートライアルが無期限でプレイ可能に!」というタイトルのメールが届きました。

以前は2週間限定であったFF14オンラインのフリートライアルが、レベル35まで無期限、無料でプレイできるようになったそうです。

友達紹介キャンペーン」も行われているそうです。

 

 

ファイナルファンタジーとは

「光のお父さん」の前に、軽く説明を。ファイナルファンタジーFINAL FANTASY 略称:FF)シリーズは、株式会社スクウェア・エニックス(SQUARE ENIX 略称:スクエニ、SQEX)が手掛ける、国産ロールプレイングゲーム(RPG)作品です。
1987年の第1作から、最新作のFINAL FANTASY XV (ファイナルファンタジー15)まで87作品を数え、今年2017年2月には以下、3つのギネス世界記録に認定されました。

●MMOゲームとして、世界でいちばん長いエンディングクレジットを持つタイトル
※『FFXIV』のエンディングクレジットは、1時間38分。

●世界でいちばんBGMの収録数が多いタイトル
※『FFXIV』の収録BGM数は、現在384曲

●『ファイナルファンタジー』シリーズを“世界で最もシリーズ作品の多いフランチャイズRPG”として認定

『ファイナルファンタジー』及び『FFXIV』のタイトルがギネス認定!

【FFXIVファンフェスティバル2017 in Frankfurt】
https://www.famitsu.com/news/201702/19127312.html

 

日本のみならず世界中でファンを獲得し、最新作のFF15は販売本数600万本を超えたそうです。

「FFXI」は名作だと常々語っている知人が、私にもいます。

 

「光のお父さん」シリーズ

ファイナルファンタジーには、オフラインとオンラインがあります。

 

光のお父さん」はオンラインの方になります。マイディー(キャラクターネーム)さんの「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」プレイブログ「一撃確殺SS日記」にて連載されていた記事です。

 

私はこちらの存在を、書店で、平積みされた本を見て知りました。

光のお父さん」というタイトルがまず良い!

次いで帯の文章。

「光のお父さん計画」とは?

それは、齢60を超えるゲーム好きの父にファイナルファンタジーXIVをプレイしてもらい、自分は正体を隠してフレンド登録。

共に冒険を続け、いつの日か自分が実の息子である事を打ち明けるという壮大な親孝行計画である。

これだけでもう「面白そう」ですよね。最初これが「実話」だというのを見て「実話だという事にした小説なのかな?」と思ったのですが、本当に「実話」でした。

光のお父さん計画」は、約2年前に完結しています。この計画は、(私は知りませんでしたが)有名だったようで、最終回はYahoo!ニュースにも掲載されたそうです。

 

書籍「光のお父さん」公式サイト
http://book-sp.kodansha.co.jp/father/

 

書籍は「講談社」から出版されています。

 

「光のお父さん」ブログか書籍か

書籍「光のお父さん」はフルカラーです。ゲーム内の画像がふんだんに取り込まれていて、ラノベと漫画を足して割ったような構成になっています。

あと、横書きです。

ゲームブログ記事を書籍化するにあたり、ご本人が全面改稿されています。

 

私の印象だと、「ブログ記事の方がだいぶ長い」です。

ブログは(ちょっと変則的に)全33話あります。書籍では、序章+12章でまとまっています。

書籍の方がページ数の関係でエピソードなど削られている部分もあります。

たとえば、ブログでは(おそらく)「魔法」のメタファーとして「スガキヤラーメンフォーク」の写真が添付されているのですが、個人ブログを見慣れない人だと、こういうのは分かりにくいです。「この写真に何の意味が?」というコメントが実際についていました。書籍にはもちろんありません。

また、他作品の画像や歌詞なども登場するので、このあたりも書籍では権利的に不可。

主人公が渾身の「吉田コール」をする場面があります。新生FFXIVのプロデューサーの名前が「吉田」であることを、知っている人は知っているでしょうが、知らない人にはもちろん「いきなり誰?」でしょう。

書籍では、さらっとゲームプロデューサーの「吉田P/D」と紹介されています。が、ブログ記事にはそういう「補足」はありません。

よく見ると、ブログ記事とは差し込まれているSSが変わっているところもあります。

このような点が、ブログと書籍との違いになっています。

プロの編集の手も入っているので、書籍は全体的にスッキリした流れになっています。ですから、もともとのブログ読者には「物足りない」かもしれません。

 

「文字が大きめ」というレビューがあったので、たまたま手元にあった新書「人工知能は人間を超えるか」と見比べてみましたが、文字サイズは変わらないようです。「光のお父さん」がゴシック体なだけですね。

 


内容としては、文章量少なめです。お話の流れとテンポ、画像の効果を重視した結果でもあると思います。

これらのことから「子供にも読める」というレビューがありました。これを見て「……あ~……」と。個人的には、「方向が違う」と思いました。「子供向け」ではなくて、「老眼にも優しい」のではないかと……(笑)

実際はどういうターゲット層を想定しているかは、分かりませんけれどもね……。

 

ただ、ブログに比べて内容は少ないので「中身が少ないのに高い!」というレビューもあります。書店で見てもらえば分かりますが、ページは決して少なくありません(笑)

もっとギチギチに文字を詰めろ、という要望だと思いますが。

本の値段は「売れそうか売れなさそうか」である程度決まります。

流通量が少ない専門書は薄くても「高額」ですし、ヒットしそうな小説は「安価」です。

書籍のコストイコール金額ではありません。新書判サイズでフルカラー、本編270ページを超えるボリューム。これらを考えると1,800円(税別)は決して高くないと思います。

 

光のお父さん」は、書籍もありますが、ブログでも記事を読むことができます。

講談社太っ腹ー!」と思ったのは、ブログ記事がそのまま読める状態であること。

以前は、小説ブログなどでたまに見ましたが、書籍化されると、公開されていた記事が閲覧できなくなったりしていました。

書籍を出版するには「コスト」がかかりますからね。当然だと思っていました。

昨今はそうでもないようで、コミックエッセイブログの書籍化でも、大量の書き下ろしを追加する方向にして、ブログ記事に閲覧制限はかけない流れみたいです。時代ですね。

 

書籍は「ブログ記事を長時間追う習慣が無い」「長時間スマホやPC画面を読むのはつかれてしまう」方にお勧めです。たとえば、「お父さん」と同年代の方にはそういう方、多いのではないでしょうかね。

ブログにはゲーム内の描写も多いので、「そもそもオンラインゲームにあまり興味が無い」「ゲームってよくわからない」方にも書籍がいいでしょうね。

ゲームはともかく、「読み物」を求めている方は書籍をお勧めします。

そういうのが「苦にならない」方は、ブログをご覧になるとよろしいかと。

もちろん、両方ご覧になっても、それはそれで……。なお、書籍には特別番外編光のお父さんは室町きりんに叱られた」がついています。が、これは「オマケ」ですね。書籍購入の「目的」にはしないほうがいいかな、と思います。誤字はご愛敬。

 

新連載「光のぴぃさん」・TVドラマ化の顛末

さて、やっと本題です。

メール

そもそも書籍化の前に連続テレビドラマ化の話がありました。このあたりの顛末がマイディーさんのブログで連載されています。それが「光のぴぃさん」で、こちらのシリーズも本当に面白いので、ぜひぜひお勧め!

ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん  PR映像

TVドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」(全7話)

出演:千葉雄大 大杉漣 馬場ふみか 袴田吉彦 南條愛乃 寿美菜子 悠木碧 / 石野真子

監督:野口照夫 山本清史(エオルゼアユニット)
脚本:吹原幸太

主題歌は「GLAY」の新曲「the other end of the globe」です。


ゲームのドラマ化ではなく、ゲームプレイ日記のドラマ化。前代未聞と書かれていますが、本当ですね。

追記俳優の大杉漣さんが急性心不全のため2018年2月21日亡くなられました。

海外のゲームサイトでも訃報が流され、惜しむ声が聞かれました。

Dad of Light Television Series Star Passes Away

訃報ニュース

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

FF14をやらなかったワケ

……と、ここまで書いてまいりましたが。私、ファイナルファンタジーシリーズはほとんど遊んだことがありません。そもそもゲーマーではなかったので、オフラインに関しては完全に対象外でした。

オンラインゲームで遊び始めて以降、「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」には、2度ほどチャレンジしています。が、その都度尻つぼみなってしまいまして。理由としては。

1、基本無料ではない

2、古参がいっぱい

1は絶対条件ではありません。AionだってTERAだってアーキエイジだって、定額制でしたからね。じゃあ何が違うかと言うと、これらのゲームはギルドごと移住が決まっていたから、です。だからすんなり課金もしました。でもFFはぼっちです。続くかどうかわかりませんでした。そして案の定、続きませんでした……。

それから2、について。「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」のβテスト時、「チャットが怖かった」のです。

専門用語や略語をバンバン連発、「ファン同士で盛り上がってます」感満載……。おまけにチャット欄にはスペイン語やらロシア語やらが飛び交っていて、しかもそれはスクエニ推奨だというではありませんか。盛り上がりたい気持ちは分かります。新生の前、旧FF14があれだけ酷評を浴びてぽしゃった後のリニューアルですから。でも、「私、ここには入って行けない」と思いました。

「チョコボ」や「モーグリ」がなんだか分からない人も一緒にやりましょう! と言ってくれる人が、当時も居たとは思いますが、巡り合うことができずにそのまま終わったわけです。

これが、オープンβテスト時の話です。

 

2回目のチャレンジは昨年末あたりです。「黒い砂漠」を休止しようと思って、移住先を探していました。

そのうちの候補の一つがFF14でした。この時は親切な方にお声をかけていただいて、ほんの数日のログインでしたが、「大丈夫?」「困っているところは無い?」と、その方とFCの方に言っていただきました。勧誘がましい言葉はありませんでした。

なので私としては「このまま続けてもいいかな」と思ったのですが……フレが。誘ってもいないのに一緒に来たフレが「黒い砂漠に戻りたい」と言うので、しかたなく諦めた次第です。

(最初のIDで募集かけても誰も来なかったのがフレの萎え要因のようです……笑)

ええ、私は本当に本気で課金してもいい気になっていたのですけれどもね。お金も用意していましたし! ハウジングやりたかったし!

ただ年末年始ということで、忙しくなり始めていました。ログインできたりできなかったり、何日もログインできなかったりが予想されました。そのタイミングでの課金は、やはり「もったいないなぁ」という気持ちになってしまったのも確かです。

そしてさらに、理由3があります。

FF14以外のものを組み合わせて動画にしてはいけないという規約

「ゲーム内の動画をそのまま流す」「プレイ動画の生中継」はOKですが、自分で勝手に動画にBGMをつけたりしてはいけないそうです。事情は理解できます。世界観を大事にしたいのだろうなとも思いますし、著作権的な理由もあるでしょう。でも、「ゲーム動画」が作りたい私にとって、これはマイナスポイントでした。

ただ、ファイナルファンタジーの世界は十分魅力的だと思っています。あのグラフィックが受けつけられるのであれば。

ちなみに私のキャラは、ピンクの髪で釣り目のミコッテでした。結構可愛らしくできたと思うので、そこも後ろ髪をひかれています。無期限になったことだし、35まではやってみようかな?(笑)

さいごに

オンラインゲームで遊んだことのある人は、実際にはいろいろな「ゴタゴタ」や「もやもや」があることをご存知でしょう。それが現実ですよね。ゲーム内にはリアルお子ちゃまもいますし(笑)

それでも、この「光のお父さん」はお勧めです。

光のお父さん」は綺麗な物語です。綺麗すぎる、と感じる方もいるでしょう。でも、綺麗な物語は貴重です。キレイじゃないところは、個人ブログや掲示板見たらすぐ見つかりますから。これを敢えて言うのは「野暮」というものですけれどもね。

 

FF14、時折セール価格になっています。


 

ファイナルファンタジー14公式サイト

http://jp.finalfantasyxiv.com/
http://jp.finalfantasyxiv.com/a_realm_reborn/

 

公式ツイッターアカウントの住所が「エオルゼア」となっているのがいいですね。

 

ブログには親子インタビュー記事や、ドラマ化にあたっての吉田Pからのコメントも掲載されているので、ご興味のある方はご覧いただきたいです。

 



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