自動で音楽をリミックスする無料サービス「Wub Machine」

TidBit 日常ネタ
楽曲を自動でリミックスする無料のサービス「The Wub Machine」で遊んでみました。

 

The Wub Machineとは

The Wub Machine」は2011年に発表されたサービスで、Peter Sobotというアメリカのエンジニアの方の作品です。ご本人は「The Wub Machine」のことを「オンラインのDubstepリミックスWebアプリ」と紹介しています。

既存の曲を編集しなおして別の曲にすることを「リミックス」と言います。ここでは、PCなどに保存されている音声や音楽を「リミックス」することができます。

PCならブラウザで利用可能なので、ソフトをダウンロードする必要はありません。会員登録なども不要です。

iPhoneやAndroid向けのアプリも用意されています(私は使っていませんが)

 

リミックスされた音楽はダウンロードしたり、シェアしたりできます。

利用規約(Terms of Service)によれば「サービスで作成された、またはアップロードされたオーディオファイルの権利を全く主張していません。各ユーザは、自分のトラックに関連付けられた権利を担当します。」とあり、利用に関してはまったくのフリーです。

ただしリミックスなので、リミックス元の「音源の著作権」は当然存在します。そこはご注意を!

The Wub Machine

The Wub Machine
The automagic dubstep remixer. Turn your favourite songs into dubstep remixes, then download and share!

 

Wub Machineの使い方

複雑なことは何もありません。
サイトトップは以下のようになっています。

サイトトップ

upload a song」でPCからフォルダを開いて音源を読み込ませるか、「drop a song here」にファイルをドラッグするか、「search SoundCloud」というところで「SoundCloud」というサイトから曲を探してくるか、です。

 

サウンドクラウド1

「SoundCloud」は海外の音楽共有サイトです。試聴は誰でも可能ですが、著作権フリーのモノもあれば有料のモノもあり、商用利用不可とか、改変不可となっているモノもあるので、リミックス後のものをどの程度利用できるかは、それぞれ異なります。

サウンドクラウド
「public domain 0」で検索してますが、あまりたくさん出てこなかったので、「Free」とか「CC0」とかのがいいかもしれません。

……といっても、本当に使っていいかどうかや、使う際の条件などは「SoundCloud」の方でご確認ください。曲名をクリックすると「SoundCloud」に飛べます。

「フォローすればDLできます」とか「フェイスブックにログインしてからならDLできます」とか、割と色々あります……。

私は逐一確認するのが面倒なので「SoundCloud」は使っていません。

 

曲を取り込むと、以下の画面に移ります。

リミックス1

リミックス2

この中から、どのようにリミックスしたいか、種類を選択します。スピードを変えるだけのものもありますが……。

 

選択後、解析アレンジと進みます。

解析

 

完了画面
この画面が出たら「完成」です。

 

三角マークをクリックすると試聴できます。気に入らない場合は「again」で最初の画面に戻ります。

よければ、ダウンロードしたりシェアしたりします。シェアには(たぶん)「SoundCloud」のアカウントが必要です。

 

「アヴェ・マリア」リミックスバージョン

今回曲をお借りしたのは、「クラシック名曲サウンドライブラリー」というところです。

クラシック曲の音源をフリーで使わせていただけるサイトです。(ありがたい!)

詳しくは「このブログと音源のご使用について」というところをご覧ください。

 

ちょっと本題から外れますが……。

コチラの一番下に、「YouTubeでの収益化について」という記載があります。

コンテンツの収益化を選択した場合、更に次々と著作権を主張する団体が名乗りをあげてきます。いくら異議の申し立てをしても追いつかないぐらいです。そして最後にはYouTube自身が、ご本人の確認が取れないため収益化を無効とさせていただきます、と通知してくることもあります。

YouTubeでかなり前から不満がくすぶっている「著作権者なりすまし問題」です。

本来無関係の第三者が、勝手に「この動画の著作権を所有している」と言ってきて、著作権を有しているはずの人の動画を収益化できなくさせたり、自分に収益が流れるようにしてしまう問題です。

こんなことを言ってくるのは大抵海外の業者です。

YouTubeは表向き「当事者同士で解決しろ」というスタンスで何もしてくれないので、相手が海外企業の場合、日本の個人だと「泣き寝入り」したり「なりすました者勝ち」になってしまったりします。

当ブログでも以前、取り上げました。

関連記事

YouTubeの不当な「著作権侵害申し立て」に対処しました

YouTubeがこれをいつまでも放置しているので、YouTube自身が黒幕だろうと思っている人もいますし、そこまでいかずともYouTubeを嫌って離れる人も少なくありません。

現状「ニコニコ動画」を使うぐらいしか手立てがありませんが、ライバル企業が対抗馬を打ち出すのを私も実は楽しみにしていたりします。

 

さて、本題に戻りまして。

リミックスしてみたのはかの有名な「グノーのアヴェ・マリア

以下はお借りした原曲になります。サンプルとしては少々長いので、後半は省略で……。

 

以下が「アヴェ・マリアSwingRemix」版です。やはり少々長いので後半省略です。

いかがでしょうか?

そもそも「クラシック自体リミックスが難しい」というのもありますが……(笑)

中には「原曲どこいった?」というぐらい変わってしまうものもあったりしますし、「かなり曲を選ぶな」というスタイルもあります。そのあたりは実際にお試しいただければ。

 

それから、わりとちょいちょいエラーが出ます。6分や12分の音源だとエラーが出たので、長い尺の音源は無理なのかな? という気もしますが、2分ちょいの音楽でもエラーが出たりしたので、ハッキリしたところは分かりません。申し訳ありません。

 

それでは、今回はここまで。



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