私自身がYouTubeに上げている動画は、オンラインゲーム(MMORPG)の映像を編集して、音楽をつけたものです。(ブログタイトルの右側にあるYouTubeアイコンからチャンネルに飛びます)
広義では「MAD」というものにあたる、と思います。
もともとMADが好き、というわけではないので、全く詳しくないのですが……。
他の方はどんなふうに動画作っているのかな、とか、ツールは何かな、というのは気になるので、動画検索してみたりしていますが、そもそも検索のキーワードをどうするか、迷います。
そこで検索する時に使うキーワード「MAD」、「AMV」、「GMV」について、書いておこうと思います。
※ MMOはMassively Multiplayer Onlineの略で、多人数で同時にプレイできるオンラインゲームを指します。
それぞれの用語について
「MAD」は英単語の「狂った」、「馬鹿げた」という意味の通り、狭義では「それっぽい内容」の動画(のみ)を指すという人もいます。出始めた当初はドタバタとか不条理ギャグといった内容だったようですね。
一方、「AMV」。
これはAnime Music Videoの略で、アニメの映像をつなぎ合わせて曲にあわせたもの。
主にアメリカを中心とした海外で広く使われています。AnimeMusicVideos.orgという団体もあるそうです。
日本では、これらも「MAD」と呼ばれることが多いようです。(著作権は国によって異なるので、ここでは置いておきます)
で、オンラインゲームの映像を使ったものもAMVと呼ばれることが多いようですが、区別するために、あえて「GMV」と称していることもあります。Game Music Video、の略ですね。
ただ、こちらの用語はまだまだ広まっていない様子です。
アニメの映像もゲームの映像も取り混ぜて作っているような動画も見られますしね。
各キーワードの検索結果
YouTube(JP)で「AMV」、「MAD」、「GMV」のキーワードでそれぞれ検索してみました。
「AMV」は視聴回数トップが約4400万回。
「MAD」も、さすがJPなだけあって約4500万回。
そして「GMV」はというと、190万回です。(※ 2016年11月現在)
しかも1位のはアニメ映像も混ざっていますね……(汗)
「GMV」は用語としては、本当にまだまだなんだな~って思います。
その数少ない(笑)GMV映像を見てみると、いろいろなゲームから映像を引っ張ってきているモノが多数あります。AMVでもそうですけれどもね。
このへんは個人の好みだと思いますが、私自身は、いろいろなゲームの映像を混ぜるのが好きではありません。なので、プレイしているゲームのタイトルが変わったら、上げる動画の内容も変わっています。
さて、「MAD」と「AMV」と「GMV」、なんとなく区別がつきましたでしょうか。
その他の用語
また、FPS(First Person shooterの略で、シューティングゲームのこと)の映像を使った動画は、フラグムービーとかモンタージュとか呼ばれるようです。
「フラグムービー」は完成版だけでなく、メイキングビデオなどもアップされていますが、編集技術がすごいです! たぶん作り手がプロなんだろうな、というモノもあります。
ただし、編集がどうとかいう以前に「すごくプレイが上手なシーンであること」という前提でないと、Frag Movieと呼んではダメみたいです。
ま、プレイが上手かどうかは、正直、実際にそのゲームタイトルで遊んでいないと、ちんぷんかんぷんですけれどもね……(汗)
マシニマ(Machinima)という造語もあります。マシンとシネマ、あるいはマシンとアニメーションを組み合わせた言葉で、ゲーム内のムービーシーンにも適用されるようです。数分の短いものから、1時間を超える大作まであり、完成度も様々。
個人的には「映画っぽいもの」をマシニマと呼ぶのかな、と思っていましたが、私の作るようなイメージ主体のゲーム動画も「マシニマ」と呼んでいいみたいです。
JPだからでしょうか、Frag MovieでYouTube検索をしたところ、視聴回数は、多くて450万回ぐらいです。「フラグムービー」とカタカナのキーワードだと、40万に届かないぐらいですね。フラグムービーを探す際は英語での検索がオススメです(笑)
でも、Yahoo!の検索予測に「フラグムービー 作り方」とか出るので、日本でもそれなりに裾野は広そうです。
ゲームタイトルによっては、公式がゲーム内の映像を使った動画作成を勧めているところもあります。
例を挙げると、MMORPGの「ArcheAge」などは、定期的に動画コンテストを開催したりしています。「PSO2」もそうですね。「FF14」のように、規約で「ゲーム内の映像と音楽のみ」とされていると、ちょっと難しいですが……。
まるで実写?『Arma 3』公式マシニマコンテスト結果発表―力作ぞろいの上位映像
動画でなくとも、スクリーンショットコンテストやファンアートでもいいですし、アバターデザインコンテストでもいいので、そのような「ゲーム外での遊びの幅」が充実していると、イメージも良いですし、プレイヤーとしても「楽しくていいな」と思います。
※ 私が現在使用している「動画編集ソフト」はVEGAS Pro 18(日本販売代理店ソースネクスト)です。
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