先日、6月26日「黒い砂漠」日本にも、18番目の新クラス「シャイ」が実装されました。
前の記事にも書きましたが、「黒い砂漠」にもやっと「ちびっこ」枠が誕生したことになります。
『黒い砂漠』 公式動画 新クラス「シャイ」-「長縄まりあ」さんナレーション-
それにともない、キャラクターコンテストが始まりました。
「シャイ」のキャラメイクコンテスト、その名も「究極のシャイ決定戦」。
応募期間は6月26日(水)~7月15日(月・祝)23:59
これまで「黒い砂漠」では、新クラスが実装される度、キャラクターコンテストが行われてきました。
キャラメイクの幅の広さは「黒い砂漠」の「売り」でもあるので、新クラス実装のタイミングでなくとも、度々開催されています。正式サービスが始まって一番最初のコンテストもキャラコンでした。
そんな、いささか「食傷気味」の感さえあるキャラコンですが、今回はやけに気合が入っていて、これまでのコンテストと色々違っていました。
どのような点が従来と異なるのか、書いていきたいと思います。
審査部門は3つ。「かわいい部門」、「大人っぽい部門」、「ボーイッシュ部門」。
公式によると、今のところ「かわいい部門」への応募が多いようです。
各部門、最優秀賞は現金100万円(計3名)。各部門優秀賞にはAmazonギフト券30万円分(計3名)。各部門秀作にはAmazonギフト券5万円分(計9名)が賞品として贈られます。
また、応募した全員にゲーム内アイテム「メルブのパレット」(1日分)が渡されます。
さて。従来のキャラコンと同じなのは大体ここまで。
キャラコン専用の動画が初めて作られたとか、金額の増減などもありますが、まぁ、置いておきます。
『黒い砂漠』 公式動画 究極のシャイ決定戦!イメージムービー
違う点その1
投稿先が公式掲示板ではない
いままで、キャラコンに限らず他のコンテストでも、公式サイトにある「イベント」掲示板で、全応募作品を随時見ることができました。
しかし今回は応募フォームを利用する形で、投稿に要するスクリーンショットも2枚となっています。(掲示板だとSS4枚まで投稿できます)
さらに応募の時点でカスタマイズデータの送付が必要です。従来なら、受賞後の時点で送るものです。
過去何回か、受賞したものの実は作成者が違った……ということが実際ありましたので、そのような不手際を避ける目的と思われます。
提出するスクリーンショットにも、制作者名が入るように指示されていますね。
違う点その2
1アカウントにつき全部門で1回のみ投稿可能
従来のキャラコンでは、何作品でも投稿してよいという場合がほとんどでした。ただし、受賞は1作品に限りますよ、と。
ですから、イベント掲示板の投稿数も膨大なもので、自分のSSが掲示板に反映されたと思った次の瞬間には、もう2頁も3頁も後ろへ送られてしまい、ろくに閲覧もしてもらえない……という切ない思いをすることもたびたび。
今回は、各部門1作品ずつでさえありません。機会の均等ということなのか、受賞作品が偏るのを避ける為か……。とにかく、記憶にある限り、初めてのケースです。
違う点その3
審査基準
【オリジナリティ】がある
PC版「黒い砂漠」の世界観にあっている
これらの基準は、珍しい気がします。今はモバイルもXboxもありますからね。わざわざPC版と断るあたりが……。
「世界観」を持ち出されるとユーザーとしては困惑しますけれどもね。水着アバターもミニ着物もチャイナ服もある(日本未実装ですが)のに、どこらへんまでが「世界観」なの? とね……。
投票だと上位に入りがちなネタキャラを対象から外したい、ってトコかなぁ……と思ったりします。
違う点その4
投票にも賞品がある
コレも大変珍しいですね。投票した人全員にゲーム内アイテム「神秘的な黄金色の卵」×1をプレゼント。投票した人の中から抽選でWebMoney1,000円分×500名、1位になった作品に投票した人の中から抽選でWebMoney10,000円分×30名だそうです。
とはいえ、大手ギルドやSNSで沢山フォロワーを抱える人などに有利なので、完全に平等とは言い難いですが、このあたりは仕方ありませんね。
イベント掲示板でも「GOOD」を入れられますが、正直これまでの投票率は高くありません。今回は何がしかがもらえる、ということで、少し違ってくるでしょう。もっとも、投票できるのは1次選考に残った20作品に対してだけ、ですが……。
今までは「GOOD数を参考にします」と書いてはあっても、蓋を開けてみたらGOOD数上位作品がほとんど選外だったりすることもしばしば。2次選考以降、完全に投票で決まるというのなら、そちらの方がスッキリするかもしれません。
……とはいえ、思い出すのは正式サービスが始まって最初のキャラコン、キャラメイク選手権『俺の嫁』。
ニコ生での投票で最優秀作品が選ばれたのですが、匿名の悪乗りが如実に影響して、結果、男性キャラ。
この時の賞品として「等身大フィギュア」が約束されていましたので、公約通り作られたのですが、制作者ご自身が「家に入らない」と受け取りを辞退。しばらくPmang社屋に飾られていたようですが、最終的には……チャリティーオークションに出品されたのでしたっけ? そんな経緯をたどったと記憶しております。
もしこれが女性キャラクターであったら、もう少し違う活用の仕方もあったのかなぁという気も致します。
今回も8月の生放送で最終結果が出るようですが、刹那的な「その場のノリ」はあまり信用しない方がいいと思いますね。
キャラコンには参加賞が出ないことも少なくないのですが、今回は染色剤「メルブのパレット」(1日分)がもらえますので、応募して損はありませんね。本音を言えば7日分ぐらいは出してほしかったですが(笑)
応募の締め切りまでまだ日数がありますので、今からキャラメイクをしても充分間に合うと思います。
今回のキャラメイクコンテストは、2か月近くかけての長丁場。シャイ専用の公式アカウントを作ったり、動画を公開したり、公式側も大変気合の入った様子です。このまま最後まで盛り上がれば続けばいいなぁ、と思っています。
それでは、今回はここまで。
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