完全オンラインで開催された「東京ゲームショウ2020」にて、11月19日に発売予定のポーランド発オープンワールドRPG「Cyberpunk2077」の配信が行われたので、視聴してみました。
9月26日(土)の #東京ゲームショウ2020 は #サイバーパンク2077 の放送に大注目👀2つの配信それぞれでゲームの魅力をたっぷりお伝えします。
▶️14:00~ https://t.co/jJBhwZMI8E
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— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) September 25, 2020
まずは、14時~の『Night City Wire』日本特別放送について。
スパイク・チュンソフトの枠になっていますが、これはPS4版がスパイク・チュンソフトから発売されるからだそうです。
なお、サイバーパンク2077は様々なプラットフォームに対応されており、PS5でもプレイ可能。PS4版を購入しておいて、後々PS5にフル対応されたバージョンへ無償でアップグレードすることもできる、とのこと。
PC版とは多少レーディングが異なるようなのですが、そのあたりは公式サイトをご覧下さい。
また、Cyberpunk2077については、当ブログの過去記事でも何度か取り上げております。
最初はシングルプレイですが、ゆくゆくマルチにも対応予定だそうです。
さて。
「サイバーパンク2077」の情報番組である『Night City Wire』は、これまで3回行われていますが、いずれも日本語字幕。過去回↓
動画を全部見るのは大変だなーという方には、特別サイトも用意されています。
画面をずっと下の方へスクロールすると、左側に言語リストが出てくるので日本語に切り替えられます。
今回の放送は日本特別放送版ということで、日本から日本語でお届け! 嬉しいですね。
放送直前ぐらいまで英語やスペイン語などのコメントが多くて「う~ん……」と思っていましたが、放送が始まったらあっという間に日本語だらけになりました。
ちょっとアンチの方を二人ほどブロックもしました(笑) そもそもYouTuberをよく知らないので、アンチも擁護も理解できませんが。
メンバーは左から、TGS2020 ONLINE公式MC平岩アナウンサー、開発元のCD PROJEKT REDジャパン・カントリーマネージャー本間さん、ゲーム実況者のおついちさん。
なお、ソフトはすでに予約開始されており、各社より様々なパッケージも販売され、ものによっては完売しているものも……。
こちらはPS4版です。
放送がスタートした時点で視聴者数が1万を越えていました。注目度と期待の高さがうかがえます。
まずは開発元企業CD PROJEKT REDと肝心のゲームタイトル「サイバーパンク2077」についての説明が少し。
それから主人公となる「V(ヴィー)」(PC)と、その相方(?)「ジョニー・シルヴァーハンド」(NPC)について。
主人公「V」はキャラクターカスタマイズも可能、性別も選べます。また、スタート時には「ライフパス」という背景設定、バックグラウンドの選択肢があり、3種類から選択になります。
その「ライフパス」の日本語吹替版トレーラーの紹介がありました。
もちろん選ぶ物によってストーリー展開が異なります。どれにするか迷いますね。コメントでも、票は分かれていた印象です。
声は男性版主人公役の「小林親弘」さんです。
その次は、もうひとりの主人公、ジョニー・シルヴァーハンドの紹介。
ま、主人公といってもNPCですが。
ご覧の通りシルヴァーハンドのモデルはキアヌ・リーブスで、昨年も一昨年もTGSに来ているそうです。今年は仕方ありませんが。残念でした。
放送では言及が無かったと思いますが、日本語版の声は「森川智之」さんです。
次は主人公「V」の序盤のビジュアル紹介。
どのライフパスを選ぶかによって、感じが変わりますね。ただ、RPGなので拾ったものでアバターは変えられるとのこと。
たしか、服装によってNPCの反応が変わったりするかも……というお話もあったので、そのあたりも楽しみです。
その次は、日本語に吹き替えされたクエストと、そのエンディングをひとつ。
サイバーパンク2077のストーリーはマルチエンディングで、会話の分岐などにより、たどり着くところが異なります。
おついちさんによると、以前三人でお試しプレイをして、今回紹介されたエンディングになった人はひとりもいなかったそうです。
次は序盤に登場するらしい「裏BD(ブレインダンス)」という、バーチャルリアリティの進化版、のようなものの紹介映像。
ここで登場する「ジュディ」というキャラは、活躍の場や、主人公との絡みも多い、ヒロイン的な役だそうです。声の担当は「喜多村英梨」さんです。
お次は、このゲームの主な舞台となる「ナイトシティ」について。
この街の作り込みは「すごい」の一言ですね。(全てではないものの)街中の路地に入ったり建物に入ったりできるとのこと。
「ナイトシティ」の紹介にあたり、ポーランド、ワルシャワ本社より中継でCD Projekt REDエンバイロメント・シティ・コーディネーター榊原さんがゲストで出演されました。
エンバイロメントは日本語で言うと「環境」のこと。榊原さんはビジュアル面でのナイトシティを開発するお仕事の方だそうです。
エンバイロメントアートチームは大所帯で、街中担当、クエスト背景担当、家具などの小道具オブジェクト担当の3つに分かれているそう。榊原さんは十数人いる街担当(シティチーム)の取りまとめ役だそうです。
事前に寄せられた質問にとても丁寧に回答してくれたのですが、おそらく時間の関係で、2つしかなかったのは残念です。
ひとつめ。
本作のヘッドディレクター、アダム・バドウスキ氏の言葉を引いて、「サイバーパンク的なデザインとは何か。全部を未来的で見慣れないものにしてしまうと、それはSFのデザインになってしまう」と。
伝統的なもの、古いもの、見慣れたものと、最先端技術を感じさせる未来的なものが混じり合っているデザインが、チームで共有されているスタイルだ、というお話は大変興味深かったです。
サイバーパンクの流行は日本のバブル景気と被っているので、基本的には「三十年ぐらい前に考えられた未来」なんですよね。そもそもそのへんからして、ちょっと古さを感じるものだと、個人的には思います。
ふたつめ。
これは、今までにも本作に携わる、原作者はじめ色々な方が言及されていますね。ナイトシティはカリフォルニアにあるという設定だそうなので、実際のカリフォルニアの街(特に郊外)は参考にしているそう。
作品名では、ブレードランナー、AKIRA、攻殻機動隊、イノセンスほか押井守監督作品、その原作の漫画なども参考にしている、とのことでした。
で、私今回初耳だったのですが、アートディレクターの方が「ブルータリズム」という建築様式が好きで、サイバーパンク2077はこのイメージでいこう、という事になったのだそうです。
「悪の組織の本拠地みたい」とも仰っていましたが、ブルータリズムでググってみると「なるほどなぁ」という感じです。
「通りひとつひとつに至るまで愛情を注いで探索しがいのあるように作っている」と仰っていて、私はゲーム内を目的もなくふらふらするのが好きなので、こちらも大変楽しみです。
なお、ナイトシティではすべての通りに名前がついているそうです。開発陣のこだわりようが分かりますね。
最後に視聴者プレゼントの発表があって、14時からの放送は終了でした。
5名は倍率高いですね。ツイートはしましたが(笑)
次回は、19時からの放送について記事にしたいと思います。
それでは、今回はここまで!
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