はい、タイトルの通りです。面白かったです!
……だけでは記事にならないので、色々書きます。なるべくネタバレしない方向を心がけますが、少し漏れてしまうかも……ご容赦ください。
私、FF14はプレイしておりませんけれども(何度か挑戦はしています)、同ゲームタイトルは応援しておりまして。「光のお父さん」の原作と、FF14吉田プロデューサー兼ディレクターのコラムの読者でもあります。
関連記事
上記の関連記事にも書きましたが、「光のお父さん」の存在は書店で知りました。ここをご覧になるぐらいの方だと、内容についてもご存知だと思うのですが、書籍の帯の文章は以下の通りです。
「光のお父さん計画」とは?
それは、齢60を超えるゲーム好きの父にファイナルファンタジーXIVをプレイしてもらい、自分は正体を隠してフレンド登録。
共に冒険を続け、いつの日か自分が実の息子である事を打ち明けるという壮大な親孝行計画である。
「マイディー」さんというハンドルネームの方の書かれたブログ、「一撃確殺SS日記」の記事が元です。
ドラマ化→映画化となって、微妙に変化してきています。
映画だと以下のとおりです。「親孝行」というのは、やはりわかりにくいですかね……。
「あの頃のように、父と会話がしたい、父のことをもっと知りたい」
そんな想いから始まった ≪光のお父さん計画≫
ブログ記事の実写ドラマ化の動きがあり、ほぼ並行して書籍出版。そして2017年4月から5月まで、TBSほか各局にて、TVドラマ放送がありました。この頃にはもう、映画化の話がもちあがっていたそうです。
ですが、ドラマ版「光のお父さん」で、お父さん役を演じられた大杉漣さんが2018年2月に永眠。
劇場版では、主人公アキオ(マイディーさん)役を坂口健太郎さん、お父さん役を吉田鋼太郎さん、お母さん役を財前直見さん、劇場版新キャラとなる妹役を山本舞香さんが務められています。
劇中の役名も、ドラマと映画では変えてきていますね。
さて。
「面白かった」のですが、もう少し詳しく言いますと、「2時間でよくまとめたな!」という感想が、なによりもまず……(笑)
特にブログをご覧の方は先刻承知と思いますが、元々はもう何か月にもわたる、かなり長いお話です。それを2時間に収めるのは、大変だったと思います。
当然、物語もそれに合わせて変化させているのですが、「ドラマよりも、さらに現実の方へ話のベクトルを振ったかなぁ」という印象を受けました。
平日の昼間ということもあったと思いますが、観に来ている方の半分ぐらい(といっても正直混雑していませんでしたが)は、中高年の女性同士でした。光のお母さん……いや、おばあちゃん? という……。
何故観覧に来られたのかは分かりませんが、もしやFF14がオンライゲームだということもご存知ないのでは……と思っていましたら、映画が終わった後「あれはゲームの中のことで……」みたいに、解説しあっている方々もいましたね。
なので、軸を「現実」の方へ置いたのは正解だったのかもしれません。
私はもう、ブログもドラマも知っているので「なるほど、ここはこう変化したのか」的な観方になりましたが、何もご存知ないほうが、もしかしたら楽しめるような気もします。
もとからのコミカルな部分は健在で、途中何度か笑い声が起きていました。
とはいえ、劇中のFF14パートは美しかったですし、音楽が流れてくると「おお~」となりますね。少しばかりテクスチャが埋まったり、動作が唐突だったりはもうゲームなので仕方ないのですが。
一緒に行った家人は、「ゲーム画面なのに映画館の大スクリーンでの鑑賞に耐えうるなんて!」としきりに感心していました。
マイディーさんがこだわっていたキャラクターの「表情」もじっくり拝見できましたしね。
もちろん、「この人絶対光の戦士だろうな」という方もいましたよ。
劇場版でも、監督さんや脚本家、音楽担当の方などの面子はドラマ版とほぼ同じなので、扱っているテーマは変わっていないと思います。
そのあたりは、映画の公式サイトなどをご覧頂いた方がいいかもしれません。
以下に、各リンクを貼っておきます。
映画『劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』公式サイト
書籍アマゾンリンク
DVD-BOXアマゾンリンク
「ファイナルファンタジーXIV」プロデューサー兼ディレクター吉田直樹氏のコラム
吉田の日々赤裸々。 『ファイナルファンタジーXIV』はなぜ新生できたのか
吉田の日々赤裸々。2 プロデューサー兼ディレクターの頭の中
個人的に、吉田P/Dのコラム、お勧めです。現在スクウェア・エニックスの取締役兼執行役員でもあります。映画とは直接関係ありませんけれども(笑)
あ、そうそう、これは言っておかないと。「きりんちゃんは映画でも変わらずカワイイです」
吉田コールがどうなったか、気になる方もいると思いますが……そこはぜひ映画で。
それでは、今回はここまで。
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