そもそも「マーカーってなんだろう?」ですよね。
使わなくても編集はできるので最初は使いませんでしたが、要するに動画につける「目印」となるものなので、今ではよく使います。
イベント編集のポイントとなる部分にしおりを挟んだり、付箋を貼りつけるような感じ。
「マーカー」を挿入したところには、すばやく移動できるので、使いこなせたら便利です。これをつけながら作業すると、多少効率的というか、ラクになりますので、オススメ!
● マーカーの挿入
マーカーを挿入したいところにカーソルを置いて、「M」キーを押します。
「挿入」メニューから「マーカー」でもいいのですが、断然「M」キーが便利です。
ただし!
「日本語入力オフ」(半角)じゃないといけないのでご注意を!
マーカーを挿入すると、「数字つきの記号」と「名前入力欄」が出ます。
名前は付けても付けなくてもかまいません。 (つけたほうが後から区別しやすいですが……。)
マーカーは、最大99個までつけられるそうです。
(そこまで振ったことはありませんが、それなら長編でもいけますね!)
● マーカー位置への移動
入力したマーカー位置へ移動は、数字キーを使います。
数字キーを押すだけでカーソルが飛びます。
ただし、テンキーは使えません。
あと、この時の数字も「半角」でないといけないので、ご注意ください。
私のPCだと、数字キーを押してから飛ぶまで、ほんの少しタイムラグがあります。
そのせいで「ん? 飛ばないぞ?」と、最初は焦りました(笑)
通常、マーカーを設定した箇所には縦線が表示され、イベントはそこに吸いつくような感じで動作します。(これをスナップといいます)
これは、既定で「スナップを有効にする」設定になっているためです。
「マーカーにスナップ」にチェックオン。
もし、一時的にスナップを無視して動かしたいという場合は、SHIFTキーを押しながらドラッグです。
(これ、タイミングがちょっと微妙で、ドラッグが先でSHIFTキーが後って感じですね。)
● マーカーの削除
マーカーの削除は、マークのところで右クリック→「削除」です。
「マーカー」は主に自分のための「目印」ですから、目的の操作が終わったら(たとえば複数のイベントの中の、とある位置を揃えたいなど……)削除してしまっても構わないと思います。
また、マーカーをすべて消す場合は、タイムラインの上のところで、右クリック→「マーカー/リージョン」→「すべて削除」を選択です。
クリックした場所に関わらず、すべてのマーカーが削除されます。
また、これらをDVDに書き出した場合は、「チャプターマーク」になるそうです。
チャプターって何だろ? と思いましたが、chapterと英語で書かれたら分かりました。
「章」とか「区切り」のことですね。メニュー画面に使われます。
では、今回は以上です。
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