動画を自動作成するソフト「Fastcut」買ってみた

1ファストカット起動動画加工・編集
ソースネクストが発売した写真・動画編集ソフトFastcut」を購入してみました。使い方や初見の感想などざっくりご紹介します。

写真や動画を自動でかっこよく編集できる、自動動画編集ソフトFastcut 3最新バージョン「Fastcut3」が2017年12月1日に発売されました。

 

従来のものと操作方法は大きく変更はなく、テンプレートが増えているようです。

 

Fastcut(ファストカット)とは

Fastcut」は、ドイツのMAGIX社が開発・販売している動画編集ソフトですMAGIX社はSony Creative SoftwareからVegasProなどの権利を引き継いだ企業ですね。

 

ソースネクストの「Fastcut」のページには、「わずか1分で動画が完成」とあります。

えぇ~と……まぁ……下準備をちゃんとしてあれば、嘘ではない……かな?(笑)

というワケで、「Fastcut」の「テンプレート」を利用した「自動編集」機能なるものを見ていきますね!

 

● 動画素材を用意する

Fastcut」では、取り込み元としてひとつのフォルダしか指定できないようなので、素材にしたいファイルは、映像も静止画も、あらかじめ同じフォルダ内に入れておくといいです。

 

● 「Fastcut」を起動する

1ファストカット起動

新しいビデオプロジェクトを作成する」を選びます。

 

ちなみに「チュートリアルビデオを見る」を選んでも、MAGIX社の日本語ページに飛ばされるだけで、ビデオはありません(笑)

国を選ぶ画面になりますが、日本がありません。

チュートリアル1

ので「International」を選ぶしかありませんが……まぁ、英語ですね。

チュートリアル2

 

● クリップを選択する

3クリップ選択

フォルダの絵のアイコンをクリックして、動画素材ファイルが入っているフォルダを指定すると、そのフォルダ内の動画ファイル、静止画ファイルがすべてリストに読み込まれます。

 

 

5クリップ選択

この順番がよく分かりませんでした。取り込む順番によって多少内容も変わるような……そうでもないような? 「絶対これを2番目に再生します」とかではないようです。謎……。

 

6クリップ選択

この時点で、映像素材の前後のトリミングができます。赤い丸のところです。

 

映像を途中でカットして2分割する、といったことは「直接編集する」なら可能なようですが、「直接編集する」だとテンプレートに行けませんので、ここではクリックしません。

もしどうしてもカットしたいというのであれば、あらかじめ同じファイルを複数コピーしておいて、前後のトリミングだけでなんとかするしかなさそうです。

 

次へ」をクリックします。

 

● テンプレートを指定する

7テンプレート選択

ここでいう「テンプレート」は、カットやエフェクト、BGMの組み合わせのコト。「テンプレート」を選んで再生するとデフォルトの映像が流れます。

 

秒数

自動、15秒、30秒、60秒、90秒、120秒、180秒から選べます○個の独自のクリップを新しくミックスしてプレビュー」で内容を確認します。

クリップが少ないのに秒数を増やすと、同じシーンが繰り返し登場することになってしまいますね……。

 

動画を作成する」をクリックします。

9書き出し

このままでよければ「コンピュータに保存」か「インターネットにアップロード」を選択しますが、ここではもう少し編集をしていきます。

● 編集する

まずテキストから。

10テキスト

一通りの操作はできそう……ですが、フォントを選択しようとすると一覧表示されるまでやたら時間がかかるのはなぜだろう?

 

あと、1つ目のオブジェクトを選んでから「テキストを追加」で秒数を14秒(動画全体)に指定しても4つ目のオブジェクトにしか、文字がついてくれませんでした。これは謎です。不具合なのかなぁ?

 

テキスト用のテンプレートもあります。いずれかを選択して、チェックのアイコン(赤い丸のところ)をクリックで適用されます。

11クレジット

ただし、テンプレートを利用している時はきちんと反映されなかったりで意味なさそう……というか、使わない方がよさそうです。

オブジェクト1個ずつに各々テキストを追加するならいけるかもしれません。

 

次に画面の「調整」です。

12画面調整

GoProという、ヘッドライト型のミニカメラに対応しているようで、ほぼその編集画面ですね。普通のカメラの場合あまり使うところはないかも?

※ 知人が、自分の子供にこれをつけて「子供から見た大人たちの動画を作りたい」と言っていました。

 

13画面調整

色相などもいじれます。

 

14画面調整

テンプレートもありますが、1つのオブジェクトに複数適用するのはできないようです……?

CTRL+クリックで複数選択は可能なのですが、いざチェックをクリックして適用すると、後に選んだ効果だけが適用される形でした。

 

で、最後に「」。

15サウンド

自分で用意した音源「オリジナルサウンド」またはテンプレートについてきた「BGM」。今回はテンプレートを利用しているので、いじるとすればボリュームぐらいですね。

 

動画を仕上げる」をクリックします。

 

● ビデオを保存する

9書き出し

私はいつも「コンピュータに保存」をします。MP4で書き出し、そこから改めてYouTubeにファイルをアップロードする方法です。

 

インターネットにアップロード」を選ぶと、このような画面になります。

16インターネット経由
YouTubeまたはFacebookの選択ができます。
これでうまくいくかどうかは、試してないので分かりません……。

 

17画質

品質レベルを選択」して「ビデオを保存」します。

 

テンプレートを使った操作方法は以上になります。

 

出来上がった動画がこちら↓です。

 


使ってみた感想として……テンプレートはテンプレートかな~、と……。やはり痒い所に手が届かないというか(笑)

ま、確かに「簡単」ではありますね。

「直接編集する」が案外使いやすいかも。さすがに無料ソフトよりは機能が揃っている印象です……。「直接編集」でどれぐらいのモノができるか、は、また改めていじってみたいと思います。

 

満足素材ムービー+BGM 100のオマケに釣られて買ってみましたが、すでにVegasPro15MovieStudioがあるなら、敢えて必要はないかも~? という印象です(笑)

とにかく簡単に!」「苦労しなくてもかっこよく!」という方には、アリかもしれません。実際、私もゲームの紹介動画のいくつかはコレで作りましたしね。

 

それでは!



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