動画にはBGMが欲しいものですよね!
たまに音の無い動画も拝見しますが、やはり寂しいものですし、私自身の動画編集には欠かせません。
ところで、先ごろ日本レコード協会の方にうかがったのですが、アメリカの場合、8割の人が、音楽はダウンロードで買うもの。
日本の場合、割合がそっくり逆で、ダウンロードは2割程度、だそうです。
日本では、CD音源は可、配信音源は不可、というケースも多いようで、そもそも法整備が追い付いていないようです。
ただ、現実問題として、世界中の違法アップロードを削除するのは、もうムリ。
そこで、YouTubeの「オーディオライブラリ」と「音楽ポリシー」というものが登場します。
オーディオライブラリとは
YouTubeには、以前から無料で使用できる「オーディオライブラリ」があり、「無料の音楽」と「効果音」とになっていました。
ここに「音楽ポリシー」なるものが加わりました。
※ ちょっと前まで「広告をサポートする音楽」でした。
そのリストを見て「おおおお!」と(笑)
ジャスティン・ビーバーとか使える!(使わないと思いますが)
これは、上に書きましたアメリカの音楽事情によるもの、ダウンロード8割の形態が生み出したサービスなんですね。
曲によって著作権ポリシーなるものが変わりますが、
「動画の収益化はできないよ」
「広告が出るよ」
「広告収入は著作権者へ行くよ」
「もしかしたら使用条件が変わるかもしれないよ」
「スイスとドイツでは再生できないよ」
多くの曲は、大体これぐらいの規約みたいです。
映像を収益化しないのなら、これは素晴らしい!
まあ、後々使用条件が変わるかもしれなかったり、ポリシーが適用されるのはYouTube のプラットフォーム内の動画のみ、という但し書きがあったりするのは、ちょっと気になりますが……(汗)
あと、リストにある曲が全部使えるわけではないので、気を付けて!
オーディオライブラリは「自由に使っていい曲一覧」ではありません!
あと、そもそもここに載ってない曲は、無断で使ってはいけない曲です。私は「無料の音楽」に載っているモノを、よく使わせてもらっていますよ!
ご利用の際は、「YouTube」にログイン後、右上にある自分のアイコンから「クリエイターツール」→左側の一覧から「作成」→「オーディオライブラリ」とお進みください。「無料の音楽」にも決まりがあるので、お気を付けくださいね。
邦楽はニコニコ動画がおすすめ
ただ、オーディオライブラリはほとんど洋楽です。
もし日本の楽曲を使いたければ、ニコニコ動画の方がいいですね。
You Tubeだと、曲が削除されちゃってて、映像しか流れない動画ありますよね。
せっかく作ったのに、あれはもったいないです。
ニコニコ動画にも「許諾原盤検索システム」があって、ここの楽曲は、許諾サービスの範囲内で利用可能みたいです。
NHKクリエイティブ・ライブラリーにも「音楽」「音声」「効果音」といった素材があります。(いかにもNHKといった品ぞろえです……)
さいごに
国内の楽曲の売上は、ず~っとず~っと右肩下がりだったのが、昨年(2015年)初めて売り上げが1%上昇したそうです。
理由としていくつか考えられているのは……
1) サブスクリプション型音楽配信サービスが本格化し始めたこと
2) ハイレゾ音源が流行り始めてきたこと
3) カセットテープやレコードが復活してきたこと
……などだそうです。
そういえば、きゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeなどが、アナログレコードを出していますよね。カセットテープ復活、というような話題も時々ネットで見かけたりもします。
いずれも決定打では無さげですが、複合してってことでしょうか。
そういえば「ハードオフ」で古いプレイヤーや蓄音機(!)を見かけました。でもアレ、動くのでしょうかね……?(汗)
そうかと思えば、こんなニュースもあったりして……↓
音楽を聴かない”無関心層”が倍増 – 60代の約5割
http://news.mynavi.jp/news/2016/04/11/257/
音楽業界も厳しそうですが、無料の音楽素材には、いつも大変助けられています。
たまにはCDも買って貢献しなきゃ……。
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