当「フロリダぶ」もWordPressを使っています。
WordPressを使ったことのある方は、テーマについてもご存知だと思います。
TCDのWordPressテーマ「BlogPress」が期間限定(たぶん~22日→期間延長されました)で6,980円→無料になっているので、ご紹介いたします。
すぐに使わなくても、とりあえず落とすだけ落としておく、でもいいと思います。使う使わないはまた別の話ですからね。
「TCD」は株式会社デザインプラスが提供するWordPressテーマのブランド名です。8年間で計66個ものテーマを開発、販売されています。
TCDのキャンペーンページで自身のメールアドレスを登録すると、ダウンロードページのアドレスと、ログインIDとパスワードがメールで送られてきます。
それでダウンロードができます。
(ダウンロード後は社長さんのメルマガが届きますので、不要な方はこのような↓文中のリンクから購読を解除してください)
ダウンロードされたフォルダは圧縮されていますが、解凍してはいけません。
それから「設定マニュアル」のアドレスも届きます(たぶん)。
なんでたぶんなのかというと、実は私、昨年末に一度無料になった時にすでにダウンロードを済ませておりまして……。でもその時と対応は変わらないんじゃないかな、と思います。
昨年のメールです……社長さんのメルマガから申し込みました。
※ 今回の無料キャンペーンもメルマガ登録が必要です。
そもそも「WordPress」とは、簡単に言うとブログやサイトを造れるツールの一種です。が、AmebaやFC2のようなサービスのみの方はピンと来ないかなぁと思いますので、ちょっとご説明しますね。
難しくはありません、私も技術面の事は全然詳しくありませんのでね。さらっと書いていきます。では、さっそく……。
WordPressとは?
WordPress(ワードプレス)は、CMS(Content Management System)=コンテンツ管理システムの一種です。
コンテンツ管理システムとは、その名の通り、テキストや画像のようなサイトの中身、「コンテンツ」を「管理」するための「システム」のこと。
HTMLやCSSといったWEBサイトを構築するための専門知識が無くても、「このシステムを使えばコンテンツの管理ができますよ」というものです。
今年2019年3月に発表された「ウェブサイト用WordPressの使用統計と市場シェア」によれば、WordPressの市場シェアは全世界のWEBサイト中約33%。CMSを使っているWEBサイトでは、なんと約60%ものシェアを占めています。
情報元(英語)
Usage statistics and market share of WordPress for websites
また、日本においてWebサイトを構築するツールのシェアはWordPressが8割を超えます。圧倒的ですね。ちなみに2位がAdobe Dreamweaverですが、3%ぐらいです。
情報元(英語)
Distribution of content management systems among websites that use Japanese
テーマとは?
WordPress自体は無料です。ただし、WordPressをインターネット上に設置するにはサーバーという「土地」が必要で、これが有料になります。
ウチの場合、サーバーとアカウント(フロリダぶのURL)にはレンタル料金を払っていますが、WordPressとテーマは無料です。
CMSを使わないWEBサイトは個人や初心者にはほぼ無関係ですかね~……外注して数十万から数百万、の世界でしょう。
WordPressはサイトを構成するソースコードが無償で公開されているオープンソース型のCMSです。
CMSには有償で公開されているものや企業向けのモノなどもあります。
名前を上げると、たとえばWixやJimdoなどです。これらはホスティング付きウェブサイトビルダーと呼ばれ、企業によって提供されています。
WordPressより更に手軽でハードルが低いのですが、カスタマイズできる範囲が限られていたり、広告を消すのにやはりお金がかかったりします。
さて、ここまで「WordPressは大人気なんだよ」と書いてきました。
その理由としては、「とっつきやすさ」「自由度の高さ」「ツールの豊富さ」があるからだろう、と思います。
1,2番目は置いておきまして、3番目の「ツールの豊富さ」、はい、ココです。
私が「ツール」と書きましたのは、主に「テーマ」と「プラグイン」のこと。
「プラグイン」は後述しますので、まず今回の記事の本題、「テーマ」です。
WordPressには「ダッシュボード」という管理用の画面がありまして、そこでテーマを決めます。
WordPressのテーマ管理画面
WordPressをダウンロードしてサーバーに置きますと、最初に3つぐらいあらかじめテーマが入っていて、デフォルトのモノが適用されています。
上記画像では「Twenty Fifteen」というテーマが有効(デザインが反映された状態)になっていますが、現在は「Twenty Nineteen」まであります。
アメブロなんかでも色々なブログデザインが提供されていますよね? ざっくり言うと、WordPressのテーマもああいうものです。
テーマではデザイン以外にも色々管理されてますが、まぁ……大体そんな理解で大丈夫(笑)
こちらはアメブロのデザイン管理画面
……で、アメブロなんかもそうですが、この「テーマ」というものは、世界中で色々な人が作って「使ってもいいよ」と提供しています。
WordPressのテーマ検索画面
「テーマ」には無料のもあれば有料のモノもあります。
有料のテーマの場合、「設定マニュアルが存在する」「カスタマイズがしやすい」「自分でプラグインを探して入れなくても済む」などのメリットがあったりします。
無料のモノもそれはそれはたくさんあるのですが、「おっ、このデザインいいな?」と思っても、「日本語じゃない」ことが多い……というか、大半です。
こんな感じ……。
「英語でも平気」という方もいるでしょうが、テーマと言うのは設定も兼ねています。ので、もろもろ変更する時に日本語じゃないと不便だなーと思い、私は当「フロリダぶ」を始める際「日本語が使えるテーマ」を条件のひとつにしていました。
でも「ブログ続けられるかわかんないな」と思って結局無料のテーマにしちゃいましたが、TCDのテーマはデザインが良いので当時からすでに知っていました。
そのあたりの経緯は以下をご参照ください。
関連記事
独自ドメイン+レンタルサーバー+WordPressでブログ開始 WordPress編
ちょろっと出しました「プラグイン」ですが、これは「テーマだけだと足りない」時に使う「お助けツール」です。
当「フロリダぶ」でも色々なプラグインを使わせてもらっています。目次を作成するためのプラグインや、貼り付けた画像を軽くするためのプラグインなどなど……。
プラグインの管理画面はこんな感じです。
この「プラグイン」もテーマと同様、色々な人が提供してくれています。が、テーマと相性が悪くて不具合の起きるプラグインもありますし、プラグインを入れすぎるとページが重くなる、という事も聞くので、なるべく厳選したいです。
もし、有料テーマを使うことでプラグインを重ねる必要が減るなら、それはそれでありがたいなぁと思うのです。
あと、テーマを使う際に怖いのは「そもそも信頼のできるテーマなのか?」です。
(WordPressが公式に認定、配布しているテーマは大体大丈夫だと思いますが、そうでないモノの中にはバックドアを仕込まれていたり、怪しい動作をするモノもあるそうです)
それから「きちんとテーマを更新してくれるのか?」
WordPress自体、時々バージョンが上がります。と共に、仕様が変わったりします。その際、テーマによっては仕様変更に対応しきれず不具合が出たりすることがあります。
現在のバージョンは「5.1.1-ja」
こちとら素人ですから、テーマもきちんと最新版に変えてもらわないと困りますし、できれば更新のやり方なんかも懇切丁寧に教えて欲しいのです。
その点、有料テーマの場合は結構フォローがあると思います。
「BlogPress」について
で、今回ご紹介する「BlogPress」も、「有料」でした。お値段6,980円でした。
「BlogPress」はすでに後継にあたるテーマが販売されています。
そう……「BlogPress」、ちょっとばかり前の商品なんです。
でもまぁ個人ブログなら気にならないというか、今でもよく見るデザインというか……。
このテーマを使うと、以下のようなサイト(ブログ)デザインになります。
(↓はデモサイトのスクリーンショット)
ちなみに「BlogPress」の後継テーマとして紹介されているのは「MAG」と「Bloom」というテーマ。ただしいずれも有料です。
「なるべく最新の垢ぬけたデザインが良い!」という方は、初期投資のつもりでこちらでもいいんじゃないかなぁ、と思います。レンタルじゃなくて買い切りです。
銀行振込とpaypal決済が可能だそうです。PayPalが使えるのは便利ですね。
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さて、話を戻しまして。
「BlogPress」はTCDの10作目のテーマです。「TCDの第1世代ではロングセラーで一番売れたテーマ」だそう。
ちなみに、今TCDで人気のテーマは以下だそうです。
売上個数と売上金額1位の「ZOOMY」
こちらは今年2019年1月に発売になったばかりの新しいテーマで、SNS、オンラインコミュニティに特化しているのが特徴です。
SNSを運営に必要な「いいね!」や「フォロー」まですべてがパッケージ化され、メルマガの配信や会員マイページまでもあり、運営者の収益性も考えた広告配置機能もある、運営者、サービス利用者双方にメリットのあるSNS管理システム
以下デモサイトのスクリーンショットなのですが、「大勢の人が投稿する」のを前提とした交流サイトみたいな感じですね。
これを使えば個人でも会員制サイトも運用できる、というわけです。
売上金額と売上個数2位の「NANO」
中堅・大手企業向きのコーポレートサイト向けのテーマです。
大企業向けのコーポレートサイト向けのテーマのNANOは、これまでの下層ページの概念を変えたテンプレートです。
デモサイトのSS
売上個数2位の「Switch」(「NANO」と同率)
カフェ、空間の雰囲気を伝えたい実店舗のウェブサイト用。
美しいビジュアルとメディアがミックスした店舗サイト向けWorpressテーマです。
デモサイトのSS
すっきりシンプルで垢ぬけた感じ。これが「ちょっと前から大流行しているミニマルデザインなんだろうなぁ」と……。
最近ではこういうシンプルなデザインに「オリジナル要素」をちょこっと入れたのが流行しているようなので、そのあたりは自前で用意したインパクトのある写真やイラストを使うとかして頑張ってみる感じですかね。
売上金額3位の「GENSEN」
こちらはポータルサイト、比較検索サイト向けのテーマ。
【検索機能がついたポータルサイト】向けWordPressテーマです。
検索機能は、キーワード・カテゴリーの組み合わせによって一覧で表示される検索結果ページから、さらにタグなどで詳細な抽出ができる「絞り込み検索機能」を搭載しました。
Wordpressの基本機能と検索機能の融合のために研究を重ねて作り上げた自慢の検索機能となります。
デモサイトのSS
個人で検索サイトが作れるなんてすごい! と思いました。検索のシステムを自分で組むなんて無理だもん……。それがWordPressでできちゃうんですねぇ。
「BlogPress」テーマを使う
では、落としてきた「BlogPress」を適用してみましょう。
WordPressにログインしたら、ダッシュボードの「外観」→「テーマ」で「新しいテーマを追加」をクリックします。上の方にある「新規追加」ボタンでもいいです。
「テーマのアップロード」をクリックして、ファイル(圧縮フォルダ)を指定します。
……とまあ、上のような感じになるので、インストールします。
インストールが終わると以下のようになります。
あっという間だと思います。インストールが終わったら「有効化」します。
あとはダッシュボードの方から、サイトのタイトルなど色々入力したり、修正したり……になりますね。
TCDのテーマを使うとダッシュボードに「テーマオプション」という選択肢が出てきて、そこからサイト全体のカラーを変えたり、レイアウトを変えたり、ロゴを設定したり編集することができます。
TCDのサイトには「WordPress使い方大全集」というコーナーがあり、こちらをご覧になるとやりやすいかもな、と思います。
また「TCDLABO」というページがあり、こちらではテーマごとのカスタマイズ方法を見ることもできます。
「TCDLABO」を「BlogPress」で絞り込んだところ。
さいごに
上でも書きましたが、「テーマ」はデザイン(ほかもろもろ)です。
つまり「ちょっと今のテーマ飽きてきたな~」と思うことが、ないでもない……2年半近くやってますからねぇ(笑)
うちの場合、画像をバーン! と見せるサイトではないし、「Opinion」とかもいいなぁ、とかひそかに思ってたりします……⁽⁽ (。・・。) ⁾⁾
いや「BlogPress」も無料だしいいんですが、もうちょっと変化が欲しいというかね……。
なお、有償での制作代行は不可です。申し込んだ当人しか落としたテーマを使えませんので、ご注意を!
また、TCDのテーマは当人所有のサイト(ブログ)であれば何サイトでも利用可能です。
企業などが提供する有料のテーマでは「○個のサイトまで」と上限があることも少なくないので、これは大変ありがたいですね。
ところで。
デザインプラスの社長のお名前、「中田さん」なのですが、ブランド名がTで始まるので、いつも「田中さん」と間違えます……。
それでは、今回はこのへんで。
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