ハヤカワ文庫電子書籍化 海外SF デジタル化総選挙


まず、本題に入る前に……。

そもそもSFとは

SFとは「Science Fiction」の略で、「空想科学小説」と和訳されました。

しかしその後、どんどん定義は複雑化していきます。

いや「Science Fantasy」の略だ、いやいや「Speculative fiction」の略だ……、と様々な見解が出された為、現在は「○○の略称」ではなく、単に「SF」と称するのが通例のようです。

「SF小説のレーベル」といえば

ハヤカワ文庫SF、創元SF文庫、(今はなき)サンリオSF文庫。河出文庫からもたまに……。コバルト文庫やカドカワ文庫もSF色は強かったですが……。SF専門となると決して多くはない印象です。

しかも、SF、ファンタジー、伝奇小説、ミステリー、時代小説、ラノベ……これらの境界線がどんどんあいまいになった今。「SFに特化したレーベル」は、苦戦を強いられていると思います。

ドラえもん」のマンガ家藤子・F・不二雄氏は、「SF」を「すこし・ふしぎ」の略とし、ご自身の漫画のタイトルに使用されています。

ハヤカワ文庫 海外SFデジタル化総選挙

さて、現在はやや影の薄い「SF」ですが、そんな中、以下のような企画が行われました。

名作の復刊なるか! ハヤカワ文庫 海外SFデジタル化総選挙https://www.booklista.co.jp/feature/hayakawa-sf

『ハヤカワ文庫 海外SF』の隠れた名作が、あなたの1票で復刊されるかも!

株式会社ブックリスタ早川書房の合同企画です。

1970年から刊行の始まったハヤカワ文庫SFの中で、まだ電子書籍になっていない作品の中から、電子書籍にする作品を投票で決めましょう、というもの。

投票期間、2016年7月8日 ~ 2016年8月31日まで
総投票数、約18万票

企画サイトでは、得票数の多かった上位20作品が発表されています。

(海外SFと言いつつ、候補作には日本の作家のモノもかなり含まれていますし、復刊と言いつつ、Amazonなどで入手可能なものも多いようではありますが……。)

では、上位3作品をご紹介いたします。

第1位 「竜の卵」ロバート L.フォワード著

人類がほかの惑星の知的生命体と出会う、いわゆる「ファースト・コンタクト」ものです。
私は未読なのですが、アマゾンレビューでの評価は高いですね。絶版か品切れになっている本のようなので、復刊を望む人の票も得たのでしょう。レビューを見ると読んでみたくなりますね。

スタークエイク」という続編も出ているので、あわせて電子書籍化されたらいいと思います。

第2位 「ニューロマンサー」ウィリアム・ギブスン著

こちらは現在、装丁が異なる新装版が発売されています。いまでこそ珍しくなくなったハードボイルドチックな「電脳モノ」ですね。海外のSFなのに未来の日本(千葉市)が舞台というのも、当時は衝撃的だったのでしょう。
ま、途中から舞台変わりますが(笑)

これは途中まで読んで挫折した苦い記憶があります……。

第3位 「たったひとつの冴えたやり方」ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア著

エイリアンもので、設定こそSFですが、16歳の少女が主人公の青春物語でもあります。ジュヴナイル小説と言っている方もいました。「泣ける!」と評判ですが……実はこれも……未読であります、申し訳ありません(汗)

少女漫画家川原由美子さんによる表紙は印象に残っています。現在は、別の方による新装版で刊行されているようですね。

4位以降は、企画サイトにてご確認ください。あなたの読みたい「SF」が、あるかもしれません。

上位を獲得した作品のタイトルを見ると、さすがに名作と言われるものや話題作が多い印象ですね。

ちなみに上位20作品の中には、日本人作家のモノはありませんでした。ちょっと残念。

私が投票した作品は、20位の中には2つだけ含まれていました。(一時期「新人類モノ」ばかり何冊も続けて読んだりしてました……学生の頃の話です。あぁ、懐かしい……。)

獲得票の多いのモノから順番に電子書籍化される予定だそうです。楽しみですね!

「こんなSF作品があったんだ~」「このSF小説懐かしい!」「えっ、まだ新しいと思ってたのにもう入手困難なの?!」などなど……。

SF好き」さんなら、きっとタイトルだけでも楽しめることでしょう。





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