新作MMOPRG「エア(A:IR – Ascent:Infinite Realm)」の開発元で、「PUBG」「TERA」のゲーム開発企業としても知られる「ブルーホール(Bluehole)」ですが、昨年2018年11月に「KRAFTON」へ社名が変更されました。
社内の各ゲーム制作チームをそれぞれ独立させて「スタジオ」とし、ゆくゆくはグループ企業とする計画のようです。ネクソンコリアのような形ですね。
ネクソンコリアは創始者が未だ筆頭株主であり、全株式の47%ほどを所有しています。
この株式が正式に売りに出されています。中国テンセントや米ディズニーなどが興味を示しており、売却価格は約90億ドル程度ではないかといわれています。
Nexon is officially looking for a buyer.
Listed as interest parties: Tencent, EA, Activision, Disneyhttps://t.co/fq6262NgWW
— Thomas Bidaux ✨- catch me at Develop (@icotom) January 17, 2019
一応ネクソンコリアはネクソンジャパンの子会社ですが、実態は韓国企業です。日本での売り上げが少ない為、ネクソンコリアがいずれかに売却された場合、ネクソンは日本上場を廃止し、他国へ移るものと見られています。
もっとも、大勢が決するのは10月頃のようです。まだ先ですね。
情報元リンク(英語)
※ 自動翻訳を介したものなので、正確性については保証致しかねます。予めご了承ください。
さて、話を戻しまして。
「KRAFTON」になったブルーホールですが、「テラ(TERA)」と開発中の「エア(A:IR – Ascent:Infinite Realm)」に関しては開発組織として、スタジオ名「ブルーホール」を変わらず掲げていく、としています。
その「エア(A:IR – Ascent:Infinite Realm)」ですが、昨年2018年10月、東南アジアでオンラインゲームを運営する企業Asiasoftと提携を発表しました。
2019年中には、タイ(東南アジア)で「A:IR」のサービスを開始するとしています。
Asiasoftはタイに本社を置き、ベトナム、インドネシア、フィリピン、シンガポールなどで事業を展開しています。Playparkというアカウントを導入し、このアカウントでログインすれば、ユーザーはAsiasoftが提供する複数の異なるゲームタイトルをプレイできるとしています。
タイではすでに「A:IR」公式ティザーサイトが公開されています。
また、それと同時にフェイスブックコミュニティも開設されています。
A:IRタイ公式サイトに掲載されているトレーラー映像です。空中戦の様子ですね。
A:IRタイ公式サイトでは各クラス紹介もされています。
戦闘動画もありますが、掲示板redditでは「UIが非表示になっているだけで、最初の韓国CBTの映像で新しいものではない」という意見もあります。
私は韓国CBTに潜入していたわけでもないので両者の違いは分かりません。ただ、同時に掲載されているキャラクターのイラストに関しては、最新の描きおろしだと思いました。
なぜかというと、韓国CBTの時点では、まだクラスは性別固定でした。それがその後変更になっています。
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魔法職であるエレメンタリストは、以前行われた韓国CBTでは「ソーサラー」という名前で女性のクラスでした。それがA:IRタイの公式サイトでは「エレメンタリスト」になり、イラストも男性のものになっています。
以下に、A:IR欧米サイトのクラス紹介とA:IRタイ公式の職業紹介画像を並べてみます。クラスごとに、欧米公式サイト画像→タイ公式サイト画像→タイ公式動画の順です。
ウォーロード
[A:ir] Warlord Teaser https://t.co/w5vNRTw5Q1 @YouTubeさんから
— dirae (@dirae01) January 19, 2019
エレメンタリスト(旧ソーサラー)
[A:ir] Elementalist skill https://t.co/0jMV2VFLy4 @YouTubeさんから
— dirae (@dirae01) January 19, 2019
アサシン
[A:ir] Assassin Skill https://t.co/bZylVnTsxB @YouTubeさんから
— dirae (@dirae01) January 19, 2019
ミスティック
[A:ir] Mystic Skill https://t.co/I8zH364LZw @YouTubeさんから
— dirae (@dirae01) January 19, 2019
ガンスリンガー
[A:ir] Gunslinger Skill https://t.co/0EcuNIM3NS @YouTubeさんから
— dirae (@dirae01) January 19, 2019
個人的な好みを言わせて頂ければ、絵は確かにきれいになっているのですが、段々ほかの韓国産MMORPGと似た感じになってきて、以前の洋ゲーのような「バタ臭さ」が薄れている印象を受けたので、それは少々残念です。
A:IRは、日本ではすでにゲームオン(Pmang)がパブリッシャー契約をしていますが、日本での展開についてはまだ何も情報が流れていません。
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正直、タイの方がずっと「形」になっているところを見て、「日本展開あやしい雲行きだなぁ」と感じました。来るとしても何年先になる事やら……?
人間、元気にゲームをプレイできる年数にも限界がありますからね。
とりあえず、しばらくは情報を待ちたいとは思います。それでは、今回はここまで。
【追記】タイ版クローズドβテストは2019年6月12日に終了しました。今後は韓国版を優先するという理由から、タイ版での予定は未定となっています。
情報元リンク
Asiasoft จับมือ Bluehole ผู้พัฒนาเกมชั้นนำจากเกาหลีใต้
ร่วมเปิดเกมฟอร์มยักษ์ระดับโลก ‘A:IR’
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