第2回公式生放送について
出演者の顔ぶれは第1回と同じ。箕川プロデューサーと日本運営中村さん、GMYouさん(声のみ)でした。
生放送の内容については、以下で確認ができるのでそちらをご覧ください。
BLESS第2回公式生放送アーカイブ
BLESS公式サイトによる内容まとめ
[7/21更新]CBT1結果と今後の方向性について
https://twitter.com/dirae01/status/888587221426593792
私はYouTubeで視聴させていただきましたが、視聴人数は最大で350を超える程度でした。ニコ生は14,500を超えるぐらいだったそうです。Abemaがどれぐらいか分かりませんが、プラス数百でしょうか。
サービス開始前でβテストの時期も未定のゲームだと思えばまぁまぁな数字でしょうか……よくわかりませんが(笑)。
ちなみに国内のスマホゲームのタイトル(パズドラとか白猫とか)の公式ニコ生放送だと、来場者数は数十万から100万を超えるぐらいだそうです。
全然規模違いますね……(汗)
え~……さて。
生放送後、放送内容を記事にしたゲーム情報サイトは多くなかった(個人ブログはともかく)ようで、私が見つけられたのは「Game Watch」と「4Gamer」のみでした。
※ 参考にさせていただいた記事リンクは、最後にまとめてご紹介します。
「リビルドプロジェクト」
今回の生放送に先がけて、韓国BLESS公式サイトでは、「リビルドプロジェクト」(Rebuild Project)なるものが発表されました。
新たな挑戦と変化&新規PvPコンテンツ予告(韓国公式)
「リビルドプロジェクト」とは、ざっくり言えば「根本からの全体的な見直し」になります。
・投資した時間と労力でキャラの成長をはっきり体感できる
・各職業の特徴を生かしたスマートな戦闘ができる
・乗り物やペットを調教/成長させることができる
・採集/製作にこだわった分得られるものを有益に
・UI / UXの利便性が強化されプレイを快適に
また、これとは別に、「旗争奪戦」という新規PvPコンテンツの実装を予定しているそうです。こちらは(韓国で)8月ごろにイベントとしてまず行われ、その後正式なコンテンツとして組み込まれる予定だそうです。
といっても、韓国サーバーではすでにサービスが行われているので、現行サーバーとは別にテスト用サーバーを用意し、そこで新しいクライアントのテストを重ねる予定だとか。
なんか「パンドラサーガ」がよくそんなことをやってたなぁ、って懐かしく思い出します……。
詳細は7月25日に発表する、とのこと。
日本の生放送前にこの発表があったため、「日本の生放送に意味があるのか?」というコメントも見かけました。
私自身は「……で、韓国公式の前に日本運営がどの程度先行情報を出せるか」を見たいと思っていました。
結論から言うと「結構がんばったな」と思います。生放送では「改善情報」が色々伝えられましたが、予想よりも多くの情報を流していたと思います。
過去の経験から、韓国は日本を先行させたり日本を有利にすることを非常に嫌がるという認識を持っているので、これは意外でしたね。
まあ、25日の発表を見てみないと、どの程度「ぶっちゃけた」かは本当のトコわからないですが……。
箕川Pによれば、日本独自仕様というものは無いらしく、改善したものがそのまま「グローバル仕様になる」とのことです。
開始時期について
もっとも待たれていた情報は、次回テストの時期だと思いますが、これについては明言されませんでした。
冒頭でプロデューサーより、「もう少しだけお時間をください」という言及があり、番組最後で「年内を目標に」「次回はCBT2かOBT」と語られたのみ。
そのため、「年内」が何を指すのか、推測が飛び交う状況となりました。
企業サイトはこの点、どのように記述したのでしょうか。
「Game Watch」の記事では、どうやらCBT2を「年内」と捉えている様子。
韓国では、この8月に大規模改修を踏まえたテストが予定されており、日本でのCBT2は、そのテストによって調整が行われたクライアントを使う予定だそうだ。(中略)目標としては年内の開催に向けて努力したいと語った。
一方「4Gamer」では、「年内のサービス開始を目標」を太字で強調。記事タイトルにも「「BLESS」のサービス開始は2017年内?」とあり、どうやら「正式サービス開始が年内」と予想しているようです。
韓国で8月に実施されるテストを踏まえ,次回にはより完成度を高めたBLESSをお届けしたいと思います」と述べ,「年内のサービス開始を目標として頑張ってまいりますので,CBT2,そしてOBTまでもうしばらくお待ちいただければ」とまとめて,生放送を締めくくった。
ゲーム情報サイトでも意見が分かれた、次回テストとサービス開始時期。どちらになるかはいずれ分かるでしょうが、個人的に言わせてもらえば、さすがに「CBT2が年内」では「今まで何してたの?」という感想にはなりますね。あと半年、何もナシでもたせられるつもりでしょうか。
せめてキャラクターメイキングだけでも完成させて、先行キャラクリができるようにでもなれば、だいぶ時間が稼げると思いますけれどもね。
私は「4Gamer」と同意見なのですが……日本語吹き替えもほぼ終わりらしいですし……でも韓国のテストを踏まえてさらに改善したものをもってくるとなると結構先の話になりますよね。改善したもの、とか言ってないで日本でも同時にテストしてくれたらいいのに。
キャラクターメイキング
キャラクターメイキングについては、かなりの改善が期待できるようです。
「Game Watch」でも「4Gamer」でもきっちり取り上げられています。
ご覧のように、あざといほどのロリエルフが……(笑)
いいと思ったのは、フィールドビュー画面と種族や職業を選ぶロビー画面の変更ですね。
CBT1では、キャラメイク画面とゲーム内画面でかなり落差がありました。ログインしてがっかりして、キャラデリして作り直して……この繰り返しはかなりかったるいし嫌気が差します。フィールドビュー画面で事前に確認できるならそれに越したことはないでしょう。
公式生放送で「頬の影」について、「かなり改善された」と自画自賛していましたが、もともとキャラクリ画面ではそこまで気にならなかったので、これはふたを開けてみるまで分からない、と思います。
ウチのギルドではむしろ「アゴ」。人を殴り殺せそうなガッシリしたアゴへの改善要望が噴出していましたが、画像を見る限り、結構期待できそうです。ただ、未だにうっすらとヒゲっぽいものがみえますね。これは要りませんわ。
日本の生放送ではなく海外情報になりますが、「マスク種族のヒューマンバージョン」も用意されているようです。マスク種族はもともとは小柄な獣人です。
マスク種族のコンセプトアート
マスクヒューマンバージョン
幼女に期待。
ロビー画面では、バックにハンス・ジマー氏によるオリジナルサウンドが流れるそうです。
なお、もともとゲーム内には昼夜の区別がありましたが、海外情報によれば「天候の変化」が予定されているようです。雨天などですね。
海外の掲示板を見ると、「まだ実装されていない3種族がどうなるか」の関心が高いようですが、これについては何も情報がありませんね。
以前開発元は、日本でのサービス開始時には全種族で遊べるようにすると言っていましたが、どうなりますか……。
チャット集中モード
動作とUIなどゲーム環境の改善がもっとも重要だと思っています。ここでつまづいたら、もうどうしようもありませんからね。
ルートが表示されるようになった自動移動。
クエスト受諾時の自動移動も分かりやすく。
いろいろ変更ある中で、個人的に「ん?」と思ったのが「チャット集中モード」です。
わざわざエンターを押さなくても滑らかにチャットができるシステムだそうなのですが……文字チャットが得意な人ばかりではないので、どうするつもりでしょうね。どんなものか全然想像もつきません。
あとはチャット欄を切り離せるようにしましたとか、チャットタブをカスタマイズできるようにしますとか。
これに関してはニコ生で「できて当たり前じゃない?」というコメントがついたようで、箕川Pが「その当たり前のことができなかったんです」と言っていました。中村さんが「なんでそういうコメント拾んですか」とツッコミ。でも私は箕川Pのがいいと思いますね。ビジネスとして現実的です。
臭いものに蓋、でスルーしないのに好感が持てます。中村さんの古巣のNCJでは「否定的な意見」は「無かったこと」にされてたのかもしれませんが。
もっとも、生放送を見ていて、「まだ認識が甘いなぁ……」と思うこともチラホラ……。
たとえば、「BLESSはよくあるMMORPG、特長らしい特長が無い」という意見に対して「厳しいご意見」とか「ばっさり」とか「ぐっさり」とか言っていましたが……。
いやでも、これこそ当たり前では?
たとえば駅前に定食屋があったとして、もう一軒定食屋出しますとなった時、同じような店にはしないでしょ? メニューから内装から「差別化」をはかるのが普通でしょ? だって客の奪い合いになるんだもの。
むしろなぜ開発段階でそれをやってないのかと思いますが……まぁ、今それを言ってもね。今からでもぜひがんばってください。
というわけで、今回はここまで。あとは25日の韓国公式発表を待ちたいと思います。
参考記事
開発費65億のMMORPG「BLESS」、正式サービスに向けて大規模改修を発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1071718.html
「BLESS」のサービス開始は2017年内? CBT1の結果を踏まえて今後の方針が明らかになった「『BLESS』公式生放送 特別版」をレポート
http://www.4gamer.net/games/142/G014239/20170721090/
Some Rebuild Test Client information(英語)http://bless-source.com/news/some-rebuild-test-client-information/
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