皆さまご存じ、お絵かきソフトの定番「ClipStudio(クリップスタジオ)」。略してクリスタ。
私も知名度に惹かれて購入しております。
クリスタでは昨年末、2020年12月10日にアップデートが行われ、諸々の機能が追加されたり強化されたりしました。Twitterトレンドに上がったりもしていましたね。
(12/10 アップデータ公開) タイムラプス機能を追加、メイキング動画を簡単に共有できるようになります。ブラシの設定機能を強化、幅広い表現ができるとともにPhotoshopブラシの読み込みが可能に。Webtoon作品の制作に特化した各種機能を追加しました。ほか詳しくはhttps://t.co/SjFWOpBBjO pic.twitter.com/2Y0RgP7b3N
— CLIP STUDIO (@clip_celsys) December 10, 2020
とりわけ嬉しかったのが、Photoshopブラシの読み込みができるようになったことです。
というのも、素材サイトや素材集など、購入した素材セットの中には「Photoshop用のブラシ」が含まれている場合も少なくなかったのですが、これまでは、画像形式のファイルをひとつずつ取り込む方法しか、(たぶん)なかったのです。
これとかね……何で持ってるんだ? って話ですが……。
素材サイト様へ「ClipStudioで使える素材も販売してください」と要望を出したりもしていたのですが、ありがたいことに、それよりも先にクリスタの方が対応してくれました!
そんなワケで、持ってはいたものの使ってはいなかったフォトショ用ブラシを、(遅ればせながら)クリスタに読み込んでみました。
たとえば、こんな感じのものです。
こちらは「THE VINTAGE KIT」というフォトショップブラシのセット素材。
以前、デザインカッツジャパンという素材サイトで購入した、「よくばりオールインワン 素材コレクション」のひとつです。
ノイズやカスレなどを表現するための44種類のブラシ↓が入っています。
さて。
クリップスタジオを起動して、ブラシを読み込ませたいツールを選びます。今回は「エアブラシ」に入れることにしました。
サブツールパレットのメニュー表示から「サブツールの読み込み」を選びます。
abrファイルを指定して読み込みます。
ファイルが大きい場合は、ちょっと時間がかかりますね。
ブラシが1種類だけなら、今選んでいるタブの中にブラシが追加されますが、今回は44種類あるので、自動的に新しいグループが出来上がります。
……ということで「Vintage Brush Kit」タブができました。
もともとの名前が反映されるんですね。もちろん、後から名前の変更もできます。
これで、後はクリスタのほかのブラシと同じように使えます。
クリスタ公式にもTipsがあるので、詳しいことはそちらで。
早速、ブラシを使いましてこちらの写真を加工してみたり……
こんな感じ。
ClipStudioは多機能で奥が深いですね。
ブラシ機能の他、いろいろ強化されているそうなので、おいおい試してみたいなぁと思います。
あとは、procreate用のブラシが読み込めるようになったらもっといいのですけれども……。
それでは、今回はここまで。
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