ご存じの方はとてもよくご存じだと思われる、株式会社セルシスのお絵かきソフト「CLIP STUDIO PAINT」(クリップスタジオペイント)を購入しました。
私、WACOMの板タブ(ペンタブレット)を持っておりまして。
ただ、買ってそのまま、何年も放置していまして……今は製造終了してしまった、旧Intuosシリーズというものです。A5ぐらいのサイズかなぁ。
現在のIntuosは以下のような感じ。
サイズも機能も色々ですね。
(結局、後日↓液晶タブレットWacom Cintiq 16も購入しました)
(これより大きなサイズを使っている漫画家や絵師さんもよくお見かけしますが、これとPCのモニターとマウスを同じ机に置いているので、このサイズで充分だなぁと思います。)
……で。未だに板タブの使い方が分からないわけですが、さすがにそろそろ使わないともったいなさ過ぎる、となりまして。
でも、トライしてみたものの付属のソフトが妙に使いづらい(ごめんなさい)。
そこでなにかほかのソフトを、と考えました。
個人的にサブスクリプションが好きではないのでAdobeは選択肢に無いのですが、CorelのPainterとかも考えました。
が、結局「使っている人が多そう」「初心者にもハードル低そう」という理由で「CLIP STUDIO」に。
「CLIP STUDIO ASSETS」というところで配布されている、ブラシやテクスチャなど素材(無料含)が豊富そうなのも、決め手になりました。
ただ、残念ながらPhotoshop用のフリー素材は転用できないようです。
【追記】Photoshopブラシの読み込みが可能になるそうです。
(アップデータ公開予定) タイムラプス機能を追加、メイキング動画を簡単に共有できるようになります。ブラシの設定機能を強化、幅広い表現ができるとともにPhotoshopブラシの読み込みが可能に。Webtoon作品の制作に特化した各種機能を追加します。ほか詳しくはhttps://t.co/pdynwoiKco pic.twitter.com/MjezLQSmFX
— CLIP STUDIO (@clip_celsys) December 3, 2020
「CLIP STUDIO」は主に3種類。CLIP STUDIO DEBUT、CLIP STUDIO PAINT PRO、CLIP STUDIO PAINT EXです。
「CLIP STUDIO DEBUT」はイラストコミュニケーションサービス「pixiv(ピクシブ)」のプレミアム会員に登録すると、会員サービスのひとつとして使えます。
プレミアム会員は月額550円。ただ、ソフトが目的ならこれはお勧めしません。あくまでサービスの一環なので、いくら払ってもソフトは自分のモノになりませんからね。
もしソフト購入がメインだけど、Pixivプレミアムにも興味があるなら、pixivキャンペーン版がお勧め。
こちらから製品を購入すると、「pixivプレミアム会員費用3ヶ月無料特典」がもらえます。
私は使わなかったので、具体的な内容はわからないのですがね……。
EXとProの機能の違いはちょっと複雑なのでセルシス公式サイトをご覧頂きたいのですが、マンガ制作や3D制作向けに、より対応できるよう機能が追加されているのがEX版かなぁ、と思います。
ただ、ある程度はProでも可能なようなので、お値段との兼ね合いで私はとりあえずProにしました。
CLIP STUDIO PAINT EX公式 → CLIP STUDIO PAINT EX
CLIP STUDIO PAINT PRO公式 → CLIP STUDIO PAINT PRO
EXとPro、いずれもパッケージ版、ダウンロード版、バリュー版があります。
パッケージ版はインストール用DVDと説明書の入った箱なので「現物」ですね。
ダウンロード版とバリュー版は実質同じ金額なのですが、バリュー版は分割のことで、月々500円ずつの支払いになります。
5000円まで到達した時点でProの「永久版」のライセンスに切り替わります。
もちろん、さらに差額を支払えばEXに切り替えられます。
ダウンロード版は、Pro 5,000円(税込)、Ex 23,000円(税込)。
若い方が、おこづかいやバイト代でも始めやすいように工夫してるんだなぁと思います。
1ヶ月の無料体験版もあります。
無料体験版はEXもProも使えます。起動時にどちらでも選べます。ひと月、製品版とまったく同じ機能を使えますので、無料体験から入るのがいいかな、と思います。
私も無料体験からはじめています。
ペイントソフト CLIP STUDIO PAINT 無料体験版のダウンロード
で、実は何が一番惹かれたかというと「自動彩色」機能です。
最新のAI技術で、お絵描きがさらに楽しく! CLIP STUDIO PAINT
線画にポンポンと色を置くと勝手に塗ってくれる。ナニソレすごい! やってみたい! となりまして……。
まずは線画を用意しないといけないので、ちょっと……ちょっと? 道のりは遠そうですが、楽しく遊んでみたいと思います。
それでは、今回はここまで。
コメント