ロンドンに本社を置くプロ向けデザイン素材販売サイト『Design Cuts(デザインカッツ)』から、『漫画作りツールキット』が発売になりました。
デザインカッツジャパンという日本語のサイトもあるのですが、こちらは英語サイトにて販売されています。(説明は日本語です)
販売価格、通常39ドルのところを、期間限定で半額以下の19ドル。2020年6月25日(木)まで。
こちらを拝見した時、ずいぶんターゲットを絞ったなぁ、と思わず笑ってしまいました。
私は海外サイトでのお買い物はPayPalを使わせてもらっています。
漫画(コミック)はもちろん海外にもあるわけで、もともとは海外向けに発売されていた素材を、日本(日本語)向けにしたようですね。
ツールキットのセットの内容は以下の通り。
収録内容:
47種類の見出し枠
100種類の吹き出し
30種類のProcreateブラシ
30種類のClip Studio Paintブラシ
5種類のキャラクターデザインテンプレート
25種類のスクリーントーン
10種類のページテンプレート(それぞれアメリカ、日本規格)
20種類のコマ割りテンプレート(それぞれアメリカ、日本規格)
37種類の日本語効果音 Sound Effects
20種類のスピード線
5種類のストーリー構成ガイド
日本でユーザーの多いClip Studioで使えるブラシ素材も含まれていますね。
さて。
作成元のSerkworks Art Labsは、コミック用の素材や画材、ジョークグッズなどを扱っているところのようです。
こちらのSerkworks Art Labsのサイトでは、今回の商品とほぼ同じ物が現在セール中ですが、お値段は23.99ドル。
中身が若干異なるので、価格も少し違うようです。
Included in this set:
• 47 Caption Boxes
• 100 Word Balloons & Bursts
• 30 Photoshop Brushes
• 30 Clip Studio Paint Brushes
• 4 Character Design Templates
• 10 Original Fonts
• 25 Screen Tones
• 10 Page Templates (American, Manga & Magazine Sizes)
• 20 American Panel Templates
• 20 Manga Panel Templates
• 2 Script Templates
• 32 Sound Effects
• 20 Speedline Effects
• 5 Storytelling Guides
日本語版には英語フォントは含まれていませんね。
どこが違うか見比べると、「なるほど、ここを日本向けに変えてきたか」というのがチラホラあって、ニヤリとしました。
個人的に「ん~惜しい!」と思ってしまったのが、効果音(音響効果)の描き文字を、わざわざ日本語にしてしまっているところ。
むしろ英語ままのがよかったのでは……その方が海外発「らしさ」が出たんじゃないかなぁ、という気もします。
いずれにせよコミカルな描き文字ですので、結構使い道は限られるかもしれませんが。
効果線も「手書き感ありあり」という感じで、日本の漫画ではあまり見ないタイプですね。
でもまぁ、「面白い商品を出してきたな!」と思ったので、ご紹介をば!
ご興味を持たれた方は、ぜひサイトをご覧になってみてください。
それでは、今回はここまで。
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