以前記事にしました、サイバーパンク2077イラストコンテストの結果が発表されたので、「それを書こう」と思っていたのですが……。
深夜に驚きのニュースが飛び込んできました!
記事タイトルの通り、「サイバーパンク2077」2020年12月10日に発売延期となりました。
再延期……!( ゚д゚) https://t.co/TDlHYhjfVo
— dirae (@dirae01) October 27, 2020
「Cyberpunk2077」(サイバーパンク2077)は、ウィッチャーシリーズで知られるポーランドのゲーム開発会社CD Projekt REDによる完全新作オープンワールドRPGです。……念のため。
開発元が「今度こそ無い」と言っており、皆も「さすがに無いだろう」と思っていた、3度目の発売延期です(笑) これに触れないわけにはいきません。
いやぁ……このツイートを最初見た時は「え? なんか皆延期の話してるけどまさか?」でしたね。
画像をGoogleドライブに放り込み、機械翻訳してもらって詳細を納得しました。
CD PROJEKT RED Japanからの「お知らせ」も出ています。
#サイバーパンク2077 リリース日に関する重要なお知らせ pic.twitter.com/FNZ9C0Od1R
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) October 27, 2020
マスターアップのお知らせというのは、こちら↓のことですね。
マスターアップは製品納期の事。オンラインでの販売だけではないので、円盤が存在するわけで、その原盤が「完成しましたよ」ということ。
Day0パッチは発売日当日にあてるパッチのことですね。インストールと同時にアップデート、という感じでしょうか。ここの作業が間に合わなかった、というわけです。
各ゲーム情報媒体からも次々と記事が出ていますね。まぁ……そりゃ大騒ぎになりますよね。

深夜とはいえ、トレンド入りも果たしたようですし……(笑)
特設サイトも出来上がり、「いよいよ発売直前」という感じだっただけに、ビックリです。
『サイバーパンク2077』のIGN JAPAN特設サイトが完成!ここを見ればこれまでの情報が一挙にわかる!https://t.co/MLfy0Ws8QX
— IGN Japan (@IGNJapan) October 5, 2020
この街がすべてを変える。『サイバーパンク2077』特設サイトがオープン! https://t.co/nirhxoKbNr pic.twitter.com/RriwdRyoGO
— ファミ通.com (@famitsu) October 8, 2020
CD PROJEKT REDはクオリティに納得いくまで発売延期を繰り返す、という噂は聞いていましたが……本当だったんですね。
サイバーパンク2077公式サイト(日本語版)も、以下のように日付が変更されていました。
今月の頭、米国のブルームバーグによる以下の記事で、「サイバーパンク2077の開発者達は週6日勤務を強いられている」と報じられました。
「発売直前にある程度忙しくなるのは仕方ないんじゃ?」という気もしますが……海外ではそうではないようで……。
開発元の代表はリリース前の過酷な長時間勤務や残業は行わないとかねてから言っており、それに反する決定だとして、ちょっと炎上していたようです。


社内向けのメールが流出したりしているあたり、労使も少しはゴタついたんでしょうね。
そこまでして頑張っていたワケですが、健闘空しく、ついに再延期の決断が……。
なお投資家への説明では、このゲームタイトルは元々PC向けであり、コンソールへの対応の遅れが発売延期の原因であることが、より詳しく触れられたそうです。
とはいえ、発売日までひと月切った時点での再延期……日本企業ならやらないかもしれないなぁ(汗)
上記は発売再延期のお知らせツイートから約30分後の画像ですが、30分でこのリプやRTの多さです。スゴイですね。
海外での同タイトルへの期待度の高さは並々ならぬものがありますね。もともとの人口が違うとはいえ、公式Twitterアカウントのフォロワー数も日本向けのとは桁違いですし。
コメントを見ると、元々の企業風土やハード面の事、今はコロナ禍もあり(欧州は特に)、「致し方ない」という意見が大半のようです。
なかには殺害予告という物騒なモノもあったようですが……。
I want to address one thing in regards of the @CyberpunkGame delay.
I understand you're feeling angry, disappointed and want to voice your opinion about it.
However, sending death threats to the developers is absolutely unacceptable and just wrong. We are people, just like you.— Andrzej Zawadzki (@ZawAndy) October 27, 2020
今日はたくさんの温かい御言葉とお叱りの御言葉、ありがとうございました。本社にもしっかりと共有します。海外では殺害予告を受けた開発者までいたようですが、少なくともTwitterで私の元に頂いた中に誹謗中傷は一切ありませんでした。本当にありがたい!
— 本間 覚(フォース) (@homma_force) October 28, 2020
日本でも、年末年始ゆっくりゲームプレイできるからいいや、という前向きなコメントも。もっとも、「2077年まで延期を繰り返すんでしょ」という声も多く見られたようです(笑)
今回の発表の少し前に、海外掲示板Redditから辿って読んだのですが、「ジ・オニオン」というアメリカの……日本でいうと虚構新聞のような媒体でしょうか、そこの記事を見かけました。
以下の記事です。
10月14日付けの記事ですが、「サイバーパンク2077」開発は嘘だった、という内容です。
こちらの記事は、あたかも開発者からのリークのように綴られていますね。
このゲームは存在しないし、発売もされない。会社が倒産したとなどと言って、一斉に中止することも考えたが、嘘をついていた後ろめたさからは逃れられないと考え謝罪に至る……云々、という内容。
もちろん、テストプレイをしている人は会社の外部にも存在しますし、この記事がフェイクだということは分かるのですが。
「まるで再延期を予言したような……」と、笑ってしまいました。
いやいや……笑い事で済んで欲しいですね。4度目が無いように祈ります。本当に楽しみにしていますので。
それでは、今回はここまで。
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