ハクスラ系MMORPG「ロストアーク」2次CBTが終わって

……といっても、私がCBT2に参加したわけではありませんが。

Lost Arkとは

基本クラス

Lost Ark」(ロストアーク)とは、韓国SmailGateが開発中の新タイトルで、「ディアプロ3」と同じハックアンドスラッシュ系のMMORPGです。

韓国でよく観られるリアル系のグラフィックですが、日本人受けしそうな美麗でカラフルな描写です。

もっとロストアークの詳細を知りたい」という方は、以下の拙ブログ記事がご参考になれば……。

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次世代ハクスラ系MMORPG「ロストアーク」CBT2はじまる

ロストアークCBT2クラス別映像公開

韓国国内にて、昨年夏にCBT1が、今年9月にCBT2が行われました。CBT3まで行う予定が発表されており、CBT4もあるのでは、という噂も聞かれます。

どうやら予定よりもスケジュール進行は遅れがちなようですが、昨今MMORPG市場は縮小してきており、競合するゲームタイトルも多くはないので、SmailGateは慎重に事を進めている様子です。

さて、9月24日にCBT2が終了して以降、公式掲示板は活発に動いていますが、公式サイト自体には目立った動きはありません。CBT2参加者向けのプレゼント当選者発表があったぐらいです。

●10月23日時点の公式サイト トップ画面

ロストアーク公式トップ画面

ロストアーク公式サイト(韓国語)
http://lostark.game.onstove.com/

CBT3が早く来てほしい」「せめてCBT3の開始日を教えて欲しい」という意見も少なくありません。が、その前に10日間のCBT2の出来がどうであったか、各ゲームサイトなどを拝見して、まとめたいと思います。

韓国ゲーム総合サイト比較

まず、韓国の各ゲーム総合情報サイト3社のレビューを比較したいと思います。
※ リンク先は韓国語になります。

gamechosun

【総括レビュー】ロストアーク、2次CBTは合格点…ディテール「生きている」

http://www.gamechosun.co.kr/webzine/article/view.php?no=143764&kw=%EB%A1%9C%EC%8A%A4%ED%8A%B8%EC%95%84%ED%81%AC

「ロストアーク」は、非公開テストにもかかわらず、打撃感、グラフィック、カットシーン映像の完璧さなど、高い完成度を誇っていた。

特にカットシーンの美しさは多くのテスト参加者に好評だった、特定の地域で見ることができるこれらが自然にゲームの没入度を高めるのに役立った、と書かれています。

このゲームでは、戦闘は斜め上からの固定視点になりますが、巨大なMOBが登場したり、多数の敵が登場するカットシーンがあることで「壮大さ」を感じられるようになっている、とも書かれています。

ただし、己のキャラクターとNPCとの対話シーンで口が動かない、動作が単純など「物足りなさも感じる」とも綴られています。

戦闘に関しては、直接プレイしない限り、ディアブロ3との差別化は難しく感じるそうです。敢えて言えば、スキルコンボの部分が異なる、とのこと。

「航海システム」に関しては、期待が大きかっただけにやや肩透かしだったそうです。

単調な繰り返し作業が発生することもあり、ワクワクするのは序盤だけで、徐々に海での作業が退屈になってくる、と。オンラインゲームに作業感はつきものだが、ロストアークには新しい方法でこれを打開してくれることを期待している、そうです。

総括として「ロストアークはオンラインゲームの楽しさを再確認させてくれた」とあります。

モバイルゲームでは味わえない、しっかりとしたMMORPGを楽しんだ、正式サービスを開始しても納得できるほどの完成度だった。

ロストアークは「韓国MMORPG最後の希望と言えるほどよく作られたタイトルである、と結ばれています。

This Is Game

「よくできたゲームだが……」ロストアーク2次CBTが残した課題
TIG記者4人の正直感想
http://www.thisisgame.com/webzine/news/nboard/16/?n=75954

戦闘に関しては「好評だった1次に比べ、評価は高くなかった。これは過去に比べて戦闘が悪くなったのではなく、1次では見えなかった欠点が、高難易度IDなどで浮上したというのが正しいでしょう」と書かれています。

「スキルカスタマイズ」が「難易度」に追いついていない、という印象のようです。

また、「2次CBTで実装された新クラスは全体的に否定的な評価」だそうです。着想の面白さやアクションの爽快さはあるものの、スキルの硬直が長いなど、MMORPGではなくハックアンドスラッシュに着目すると「失望するかもしれない」と語られています。

演出(カットシーン)については、記者4人ともが「最高」と評価しています。「文句なしの楽しさ」だと。難点があるとすれば、レベルが上がるにつれて、それらを見る機会が減っていくことだ、とのことです。

2次で追加された「海洋コンテンツ」については、「期待が大きすぎたせいか全体的な評価は低い」そうです。

海洋に出るまでの準備が大変すぎて楽しめない。また、苦労の割に航行中にプレイヤーが出来る事が少ない、など不満があったそうです。

3次CBTでは、探検できる海上の「島」をさらに2000個追加する予定だそうですが、「単純に島を増やして解決する問題ではない」と語られています。

総括としての評価は半々。1次CBTに比べると否定的な評価が多いことは確かだが、「ロストアーク」全体のクオリティは高い。今でも十分楽しめるだろうが、より多くの人がプレイするためには、諸々の物足りなさを解決しなければならない、とのことでした。

inven

取材チームが見たローストアーク、RPGの限界を超えることができるか?
http://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=186426&site=lostark

プレイヤーそれぞれの感想は違うが、全体的に肯定的な評価が多かった。また、真偽は分からないが、3次CBTのヒントがゲーム後半のクエストに登場して期待感を増幅させた、とのこと。

「ロストアーク」の強みは「演出(カットシーン)。ただし、スキップ出来ない事も多く、人によっては不便にも感じる、とも。

海洋コンテンツについては、掘り下げが浅く、ワープが無いのが不便、クエスト途中であちこちの大陸に行かされるのが退屈、とのことでした。

コンテンツも豊富で開始からレベル50までスムーズに上げられる、とのこと。ただし、職業によってPvPの強さや育成のしやすさ、操作のしやすさには若干差があった様子です。動きの遅いクラスはPvPに不向き、動きの速いクラスがPvP有利、と分かれてしまったようですね。しかしE-Sportsに進出できる可能性は大いにありそう、とのこと。

インベントリが不足している、にも拘らず制作に必要な材料が多すぎる、などの改善要望点も挙げられていました。

しかし、あまりにコンテンツが膨大すぎてロストアークの正確な長所と短所を言い表せない、とし、充分魅力的なタイトルであり、次回βテストへの期待は大きい、と結ばれています。

海外プレイヤーのレビュー

公式掲示板の感想は、量が多すぎるのと、機械翻訳できないものが多すぎて把握できませんでした。韓国以外のプレイヤーで、韓国CBTに参加できた方はさすがに多くなかったようです。

そんな中、「LostArkDB Your number one source for Lost Ark Online」というサイトの管理人Tsurata氏のレビューが、英語のレビューとしてはかなりガッツリでした。

「LostArk Database」
http://www.lostarkdatabase.com/

専門的なレビューではなくユーザーとしてのブログ投稿です」という但し書き付で……。

CBT2に関する個人的な意見とフィードバック
http://www.lostarkdatabase.com/a-personal-opinion-and-feedback-on-cbt2/

まず、ディアブロ風の暗いものから爽やかで綺麗なものに変化している、とグラフィックを評価しています。

CBT比較画像

このように、CBT1とCBT2の同じ場面での比較画像が載せられていて、違いが分かり易いです。

戦闘については「TABターゲティングが無く(ノンタゲ)スキルを磨く必要がある」とし、キャストタイム(スキルが発動するまでの時間)と技のクールタイム(FF14だとリキャストタイム)を念頭に置いて戦闘してください、としています。「これは戦術的な戦闘システムです」。

ダンジョンに関しては、高難易度のノーマル、ハードモードとも簡単にソロで行けた、とのこと。

生活コンテンツは難しくなく、この方は「釣り」にすべてを投資したそうですが、「楽しかった」と語っています。

海洋コンテンツはゲームの多くの部分を占めており、初見では「悪い」と思ったが、意外にも大変素晴らしい体験だった、そうです。

PvPに関しては、この方は参加しておらず又聞きになるが、という注意付きで「バランスに難あり」だったようです。

最後は、個人的にはレベリングが少々面倒に感じたが、グラフィックも世界の設計も素晴らしく、サービス開始を待つ価値は十分ある、という結論でした。

「海洋コンテンツ」に対する評価が、韓国のゲーム総合サイトと真逆なのが、なんとも興味深いですね。

その他

海外のゲーム総合サイトでは、「どうやったら韓国のベータテストに潜り込めるか?」とか「欧米サービスはいつごろか?」とか、そんな話題が多いです。

コメント欄を見ても、「ロストアーク」に対する感想というよりは「韓国MMORPG」あるいは「東アジアのMMORPG」に関する批評になってしまっている印象でした。

韓国ではほとんど聞かれず、海外で多く聞かれた意見として目についたのが、「開発が中止になるのでは?」という懸念です。

今年夏、イギリスRadiant Worlds社が開発元のサンドボックスMMO『SkySaga:Infinite Isles』の開発の中止を発表しました。

中止を決定したのは、パブリッシャーを担うはずだったSmilegate Entertainmentです。Radiant Worlds社のCEO、Philip Oliver氏は「非常にショックを受け、悲しんでいます」と、コメントしています。

元々英語で発信され、「マインクラフト」のようなクラフト要素を持つMMOタイトルとして期待されていたタイトル「SkySaga」の中止のニュースは海外のゲーマーには衝撃が大きかったようです。

それゆえ、同じSmilegateのことだから、「ロストアークも同じ運命を辿るのでは?」という懸念は英語のゲーム情報サイトなどでは度々見かけます。

私は個人的には、おそらく中止はないだろう、と思うのですが……。

今のところ「ロストアーク」CBT3の情報は何も出てきていません。近々になるのか、また1年後になるか……一切不明ですが、いつかは完成して、日本でもサービスしてほしいと思っています。

何か続報がありましたら、また……。



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