独自ドメイン+レンタルサーバー+WordPress
あまり気にされる方もいないと思いますが、当ブログは、「独自ドメイン」と「レンタルサーバー」と「WordPress」を使っています。
ブログ歴もそれなりにあるのですが、今までのブログはすべて「無料ブログ」と呼ばれるもの……。
いろいろ彷徨ってきました。たとえば、FC2、アメブロ、ライブドアブログ、gooブログ、忍者ブログ、Blogger……等々。
あるいはゲーム会社がプレイヤーのために開放しているコンテンツなども利用してきました。
FF14でも、公式サイト内にそんなプレイヤーの日記として利用できるページがありますよね。
その中でも、FC2のブログをメインブログとしてやってきましたが、半年ほど前にコンテンツを分ける目的で、アメブロを別途立ち上げました。
実はその時にも一度、「独自ドメイン」にしようかどうか……と迷ったのです。
そしてアメブロを初めて半年……「やっぱりブログを統合しよう!」と思いなおしまして。と同時に、せっかくなので、かねてから考えていた「独自ドメイン」取得にも挑戦してみよう、となったワケです。
「ドメイン」って何?
「ドメイン」(コンピュータ上の識別子)と「ドメイン名」(ドメインの集合体)とがあって、普段何気なく使っているのは、厳密にいうと「ドメイン名」「ドメインネーム」にあたるようですが、区別されてる気がしないので、ここでも単に「ドメイン」と書きます。
ドメインには、第1~第3まであって、それぞれ「トップレベルドメイン」、「セカンドレベルドメイン」「サードレベルドメイン」と呼ばれます。
たとえば、グーグルのアドレスは「https://google.co.jp/」です。
このうち、「google」は第3レベルドメイン、「.co」が第2レベルドメイン、「.jp」が第1レベルドメインとなります。
トップレベルドメインには「jp」とか「com」などがあります。前述のグーグルアドレスのような「co.jp」や「or.jp」は「法人向け」のドメインです。前者が企業、後者は非営利団体向けです。
「jp」や「com」や「net」などは従来からあるトップレベルドメイン(TLD)ですが、これらに対して2013年ごろから新gTLD(新ドメイン)というものが登場しました。
ドメイン名はアメリカにある非営利団体「ICANN」が審査の上、許可を出しています。
スタートした当初は「.com」「.net」「.org」「.edu」「.gov」「.mil」「.int」の7種類しかありませんでした。その後、順次追加され、2011年には22種類にまでなっています。
審査はかつてかなり厳格だったのですが、緩和されまして、その結果2013年以降、ドメイン名がどっと増えることになりました。
この緩和措置を「ドメインの自由化」と呼んだりします。そして2013年以降に登場したドメインを「新ドメイン」と呼んで、従来のドメインと区別しています。
「新ドメイン」には、「.shop」や「.link」「.top」などがあります。
私が使っている「.tokyo」もそのひとつです。
「新ドメイン」にはいろいろあるのですが、たとえばアダルトサイトでもないのに「.sexy」は使わないでしょうし、写真を載せてないブログに「.photography」は使わないだろうなぁ、と思います。
独自ドメインと無料ドメイン
FC2やAmebaでブログを作ると、ブログのアドレスは以下のようになります。
http://○○○○.blog.fc2.com/
http://ameblo.jp/○○○○
○○○○のところには、ユーザー名が入ります。これが「無料ドメイン」です。
賃貸のアパートやマンション(無料ですが)のようなイメージで、建物の所有者はFC2だったりAmebaだったりするワケですね。
なので、FC2アパートの○○○○さん、ということになります。
これに対して、「独自ドメイン」は以下のようになります。
http://○○○○.jp
(末尾は「jp」とは限りません)
賃貸には違いませんが、いわば「一戸建て」のようなイメージです。
一般的に独自ドメインを取得する場合、ドメイン取得サイトというところへ行き、年○円という形で、「ドメイン」を「レンタル」します。
ドメイン取得サイトには、「エックスドメイン」「ムームードメイン 」「お名前.com 」「バリュードメイン」「スタードメイン」などがあります。
サイトとドメインによって金額が異なります。
ドメイン取得サイトへ飛ぶと、たいていトップページあたりに「検索窓」があるので、自分が取りたいと思っている名前を入力すれば、取得できるドメイン名と金額が分かります。
たとえば、「onlinegame.○○」というドメインを取得しようとした場合。
そもそも「onlinegame」というのがかなり一般的な単語ですから、すでに誰かに取られていて取得できないドメインが多いです。
ムームードメイン なら「onlinegame.blue 499円」、お名前.com なら「onlinegame.blue 560円」バリュードメイン「onlinegame.blue 299円」といった具合です。
ちなみにお名前.com で「onlinegame.kyoto」を取ろうと思うと、6980円します。
(※ 2016年11月の情報です)
どのサイトがいいか、というのは一長一短あるので、一概にコレとは言えないようですが、私自身は「初心者向け」とオススメされている「ムームードメイン 」にしました。
取得したドメインは「msfl.tokyo」。
最初は「\99」と書かれているモノに非常に惹かれたのですが(笑)
なぜ辞めたかといいますと、最初の1年は「\99」でも、2年目以降は「¥1,480」だったりするからです。
一応2年以上はがんばりたいなぁと思っているので、東京在住ですし、「.tokyo」にしました。
「.top」と迷ったんですけどね……わかりやすいですよね、「.top」……。
ドメイン取得時の注意点
ムームードメインの場合、手続きの流れで何気なくできてしまったのが、「whois情報代行サービス」。
これ、絶対やっておきましょう。
ドメイン登録者は、一定の情報をWHOISというもので提供することが義務付けられています。一定の情報とは、「氏名」とか「住所」とか「電話番号」とかです。
たとえば「google.co.jp」で「whois情報検索」をすると、以下の情報が表示されます。
Domain Information: [ドメイン情報]
a. [ドメイン名] GOOGLE.CO.JP
e. [そしきめい] ぐーぐるかぶしきかいしゃ
f. [組織名] グーグル株式会社
g. [Organization] Google Japan
k. [組織種別] 株式会社
l. [Organization Type] corporation
m. [登録担当者] DL152JP
n. [技術連絡担当者] TW124137JP
p. [ネームサーバ] ns1.google.com
p. [ネームサーバ] ns2.google.com
p. [ネームサーバ] ns3.google.com
p. [ネームサーバ] ns4.google.com
s. [署名鍵]
[状態] Connected (2017/03/31)
[登録年月日] 2001/03/22
[接続年月日] 2001/03/22
[最終更新] 2016/04/01 01:09:06 (JST)
Contact Information: [担当者情報]
a. [JPNICハンドル] DL152JP
b. [氏名] リー ダイアナ
c. [Last, First] Ly, Diana
d. [電子メイル] dns-admin@google.com
f. [組織名] グーグル株式会社
g. [Organization] Google Japan
k. [部署]
l. [Division]
m. [肩書]
n. [Title]
o. [電話番号]
p. [FAX番号]
y. [通知アドレス] dns-admin@google.com
[最終更新] 2006/05/16 12:02:01 (JST)
form@dom.jprs.jp
個人でここまで情報流れたら、たまったもんじゃないです……(汗)
うっかり代行し忘れて、後から変更しようとすると、会社によってはちょっと手間がかかったり費用がかかったりすることもあるようなので、ご注意ください。
では、「ドメイン編」はここまで。引き続き、次の「レンタルサーバー編」へどうぞ。
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