『ELYON』(旧A:IR)はザトン(旧ブルーホールスタジオ)が開発中の新作MMORPGです。
新作といっても、最初の発表は2017年11月。その後韓国やタイでCBTを行うも、運営企業が変わったり、ゲームタイトルを変えたり、欧米サイトを閉鎖したり、目玉コンテンツのはずの空中戦を下方修正したり……と、ちょっと迷走ぶりが目につくタイトルではあります。
しかし、開発中止になるよりはマシ。
ということで(?)、7月25日、26日に韓国にて2次事前体験が行われました。1次は4月に行われています。小規模なβテストのことですね。
2日間といっても、12時~24時までなので、テスト期間は合計24時間。テスターは1日平均4時間半程度プレイをしていたそうです。
【ELYON】噂の戦闘を経験してください!ゲームプレイ映像 Full ver.
公式の発表によれば「テストは成功」「好評だった」とのことですが、掲示板やゲームブログの記事などを見るとそこまで圧倒的な高評価ではないかな、という印象です。
今回のテストは「クラン戦」「陣営戦」というPvP、RvRの動作確認が主な目的のよう。
何人ぐらいが参加したか、公式サイトを見ても判らなかったのですが、200人規模のRvRコンテンツがあったので、最低でもそれぐらいはテスターを用意したのではないか、と思われます。
今回のフィードバックをうけて、7月30日に1回目のレポートが公式サイトにて公開されました。
詳細は、上記リンク先よりご覧ください(韓国語)。
以下では、上記の中から気になった点を感想交えて記そうと思います。
※ 機械翻訳を介しております為、事実と相違する可能性があります。あらかじめご了承のうえご覧ください。今回かなり自信ありません(汗)
利便性について
要望の中に「地図に検索機能が欲しい」というのがありました。特に「黒い砂漠」の検索機能に慣れてしまうと、確かにこれは欲しいところです。
乗り物総てをバッグで持ち歩かずに済むように、ショートカットに登録できるようにして欲しい、という要望。
このタイトルでは、多種多様な「乗り物」を入手できるのも、特長コンテンツのひとつ。にも関わらず使い勝手が良くないのは問題ですね。
戦闘について
Lv35まではチュートリアル、という感じのようです。それ以降「セフィロトの木」というツリー形式の成長システムが登場し、攻撃、回避、リソース管理など、戦闘スタイルに応じていずれかにポイントを付与してツリーを育てていくことになるそう。
もともとキャラクターは8つのスキルを有しています。このスキルの強化に加えて上記のセフィロトの木も強化が必要、武器防具の強化も必要……ということで「強化要素が多くて大変」という意見も見られました。
「ボスの攻撃範囲表示と実際の当たり判定範囲が違う」
これは……バグに近いのでは(汗)
「打撃感が悪い」「打撃の手応えが薄い」
その一方で掲示板などでは「戦闘が楽しい」という意見も見られました。
ELYONはターゲティング方式からノンターゲッティング方式の戦闘に変わっています。公式発表では「ELYONは戦闘を重点として開発している」のだそう。
なんだか過去のタイトルがチラホラ頭をよぎらなくもなく……ちょっと嫌な予感もしますが……力を入れているというのであれば、頑張って欲しいですね。
それから、これはフィードバックレポートにあった意見ではないのですが、一回の「陣営戦」が40分は長すぎる、というもの。
BLESSはどうだったっけ……まあ、30分と40分でも結構違いますしね。
あと、陣営戦のチャットは戦に参加していなくても陣営全体に流れる仕様だそうで、これは……どうなんだろう、とAIONなどでスパイ云々を経験してきた身としては、危惧しなくもありません。
システムについて
フィードバックレポートにはありませんでしたが、UIが複雑で判りにくい、クエストの導線が雑で判りにくい、という意見を見かけました。ちなみに自動移動の機能はあるそうです。ペットによるドロップアイテム収集も。
公式のUIについての説明が以下のページあるのでご覧いただきたいのですが……。
どうでしょう? 判りにくいでしょうかね?
その他に、「NPCとPCの区別が付けにくい」「ムービーがスキップできない」「RvRの参加者が少ない場合はどうするのか」などなど。
正直、修正点は少なくないかなぁ、という印象でもあります。
あと、気になったものとしては「重課金を予感させる」という意見がいくつか見られたこと。
たとえば、経験値回復、死亡復活、繰り返しクエストの受注回数……ほか諸々……が課金になるのではないか、と。
グローバルにおいて「Pay to Win」への風当たりが極めて強い昨今に、あからさまな課金要素はそうそう入れてこないだろうとは思っているのですが……。
「TERAと黒い砂漠を足して2で割った感じ」「悪い点もないが目立って良い点もない」など、なかなか辛辣な意見もチラホラみかけました。
楽しみにしていた「スチームパンク要素」もどうやら減ってしまった様子。もっとも、プレイされた方によれば「スチームパンク要素は多少残っている」とのことなので、まだ期待はもちたいと思ってはいます。
2回目のフィードバックレポートは来週発表とのこと。
公式によれば、今年2020年下半期の韓国でのサービス開始を目指しているそうです。
ちなみに日本ではPmangが独占配信契約を結んでいますが、さて……いつになるでしょうね。
それでは、今回はここまで。
コメント
ざっと動画を見て来ました。
旧AIR、ですよね・・これ。
飛行船に乗ったり、戦闘機?に乗って空中戦+MMOがウリだったのに、動画に映ってるのは、
地上戦ばかり、どうしてこうなった・・・。
コメントありがとうございます!(o´∀`o)
今回のテストだと地上戦しか出てきてない感じですかね。空中戦自体は、まだあると思います。ただ、いくつかの要素をなくした? ような話はありましたよね。
ん~……滑空ぐらいなら原神でもできますし、空中で出来る事は多い方がウリになると思うんですけど、技術的に難しいようですねぇ(´・ω・`)