ペリアクロニクルズとテストについて
PC向MMORPG「ペリアクロニクルズ」(PERIA CHRONICLES)は、「プロジェクトNT」という仮称でTHING SOFTより開発され、ネクソン(韓国NEXON)がサービスを予定しているゲームタイトルです。
(日本語の正式タイトルが発表されていないらしいので「ペリアクロニクル」かもしれません)
ペリアクロニクルズ公式サイト
「初心に戻ろう」をテーマに、コンテンツの多少に左右されないゲーム、初期のオンラインゲームのようなユーザーによる創意工夫を活かすゲームを目指している、といわれます。
2011年に初めて情報が公開され、ゲームイベントG-STAR2016会場にてプレイアブルの展示まで行われて期待されていたものの、その後ほとんど進捗が明らかにされずにきた待望のタイトルです。
詳細は過去記事にまとめましたので、そちらをご覧ください。
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※ 機械翻訳を介したものとなっておりますため、正確性については保証致しかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
※ ペリアクロニクルズ各公式のリンクは記事の最後にまとめてあります。
先日(4月14日)公式サイトとフェイスブック情報が更新され、8年ごしの開発の結果、本日4月18日やっとテストの予定が発表になりました。
公式フェイスブックより
テスター募集期間:4/18(木)〜5/2(木)23:59:59
当選者発表と事前ダウンロード開始:5/8(水)11:00
テスト期間:5/9(木)〜5/12(日)(*時間後日案内)
申し込みはPCからのみ。条件として「積極的にフィードバックが行える人」で、応募の際にはアンケートの複数の設問に回答する必要があるそうです。
「パイオニアテスト」という名称が聞きなれないのですが、「まだ大勢を迎えてテストを行う段階ではない」ということから、アルファテストやプレアルファに近いものかなぁ、という印象です。
以下が、今回のテストに先立って新しく公開された動画です。
[페리아연대기] PV – ‘창조신 아카샤, 인간에게 전하다’
創造神アカシャ、人間に伝える
ご覧のように、アニメ風の2Dグラフィックで、大作MMORPG、いわゆるAAAタイトルとしては「黒い砂漠」や「ブレイドアンドソウル」のような3Dゴリゴリのグラフィックが多い韓国ゲームでは珍しいものとなっています。
プレイヤーが使役する「キラナ」のこと
[페리아연대기] 파이어니어 팟 전투 소개(1) – 린카편
pioneerpod戦闘紹介(1) – リンカー編
(1)とあるからには、今後2,3と続くのでしょう。
こちらの動画を観るとよく分かりますが、「ペリアクロニクルズ」では
「キラナ」という、精霊のような召喚獣のような存在を駆使して戦闘を行います。
動画では幼女のような見た目の「キラナ」やゴーレムのような「キラナ」が登場していますね。非常に多種多様な「キラナ」が存在する、と公式サイトには書かれています。
「キラナ」は過去に起きた「大衝突」によって、別の世界から生み出される(召喚される)存在となった、というようなことが公式サイトには記載されています。
不老不死の存在で、性別もない……らしいです(ちょっとあやふやです……汗)
戦闘にはトレーディングカードゲーム(TCG)の要素があり、組み合わせによって発動できる技やステータスなどが異なってくるようです。
ですので、プレイヤーは全員「召喚士」のようなもの、と考えていいかもしれません。
優秀な「キラナ」をどれだけ集められるかが、戦闘では重要な要素となりそうです。
過去に発表された「キラナ」の一例です。
しかし、このゲームで本当に重要なのは戦闘やその方法ではなく、「特異レベルのサンドボックス要素」にある、と過去記事で記述しました。
武器防具やアイテム、建物といったよくある生活コンテンツはもとより、ダンジョンやマップ(地形)、ゲーム内のミニゲームまでプレイヤーが作り出せる、というもの。ここに、「キラナ」が関係してくるようです。
過去に発表されていた、地形を生成するスクリーンショット(仕様が変わっている可能性もあります)
「キラナ」の世界は非常に高度に発達しており、物事の原理を扱う古代言語も自由に操ることができる、とあります。
たとえば電子回路を制作したり、飛行の技術を有しているという具合です。ただし、生存のための知識ではないので、体系的ではない部分が多々ある、と。
それをどこまでどのように引き出せるかは「人間しだい」ということのようです。
やり方次第では飛行船を作ることができるかも……?
戦闘するにせよ、制作するにせよ「キアラ」の知識と能力が必要になる世界なのかなぁ、と想像しています。
開発チームのメッセージには、とりわけ集中したのは「最適化」と「動的なワールド、アイテムの組み立て、自然な拡張プレイへの誘導」だと書かれています。
ですので、期待している「サンドボックス要素」は当初の計画のまま、大きく変更されていない、と個人的には予想しています。
動作環境について
最小と推奨の動作環境(マシンスぺック)が上がっていました。
必要動作環境
OS…Windows7 64bit
CPU…Intel i5シリーズ or AMD Phenom Ⅱシリーズ
RAM…8GB
GPU…NVIDIA GTX 960 or AMD R9 380
HDD…30BG
DirectX…DirectX 11
推奨動作環境
OS…Windows10 64bit
CPU…Intel i5シリーズ or AMD Phenom Ⅱシリーズ
RAM…16GB
GPU…NVIDIA GTX 1060 or AMD RX 590
HDD…30BG
DirectX…DirectX 11
こんな感じですかね……。
ネクソンの発表では、今年2019年のサービス予定に「ペリアクロニクルズ」は入っていません。ですので、韓国でも来年以降。日本に来るかどうかは分かりませんが、もし来るとしたら、更にもう少し遅いかと思います。
とはいえ、量産型から脱却しようという試みは大変面白そうなので、いずれきちんとした形で日本でも展開してほしいと願っています。
テストでどこまで情報開示が認められるか分かりませんが、今後も続報があれば、記事にまとめていくつもりです。
それでは、今回はここまで。
公式リンク
ペリアクロニクルズ公式サイト
ペリアクロニクルズ公式フェイスブック
ペリアクロニクルズ公式YouTubeチャンネル
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