Vegas Proでスライドショームービーを作る

VegasPro

このカテゴリの記事も本当に久々です。

前回の記事はVegas Pro16を購入した時でした。

関連記事

VEGAS Pro 16 ダウンロード~インストール~起動まで

さて、先日、ゲーム内で撮ったスクリーンショットをザッと取り込んで「簡単にムービーを作ろう」と思ったのですが、案外やり方に戸惑ったので、まとめておきます。

写真やイラストなど、複数の静止画を取り込む → 一括で画面切り替え効果をつける、というのをやります。「簡単に」がポイントなので、すべて同じ長さ、同じ切り替え、です。

 

まず、完成例です。

音楽も何もつけていませんが、例なのでシンプルに。

普通もっと多いと思いますが、今回はわかりやすくするため、イラストを4枚使っています。

 

では、操作方法を順番に追っていきます。

オプション→ユーザー設定→編集タブを開きます。

ユーザー設定

新しい静止画像の長さ(秒)」を3に、「オーバーラップのカット変換(秒)」を1にします。これで、切り替わり時の効果込みで各イベントの再生時間が3秒になります。

 

複数選択されたメディアを追加時に自動的にオーバーラップさせる」にチェックを入れます。

画像と画像の切り替わり時に効果をつけたい場合は、こちらのチェックを忘れないでください。逆に不要であれば外してしまいます。その場合、切り替え効果なしで3秒になります。

最後に「OK」を押します。

 

次に、エクスプローラタブで動画にしたい静止画(写真・イラスト)を選択します。(複数選択はCtrl+クリック)

素材

それをタイムラインへドラッグします。

すると、以下のようになります。

クロスフェード

オーバーラップの部分にはデフォルトで「クロスフェード」の効果がかかります。

画面切り替え効果は、前後併せて1秒、なので、それぞれ0.5秒ずつ設定されます。

 

オーバーラップされるのは静止画と静止画の間だけなので、最初と最後には画面切り替え効果がありません。

ので、最初と最後のには、手動でフェードイン、フェードアウトを設定します。

フェードインアウト

 

クロスフェード以外の画面切り替え効果(トランジション)を設定したい場合。

まず、すべてのイベントを選択します。先頭のイベントで右クリック、「以降のイベントをすべて選択」します。

イベント選択

 

トランジションタブから、お好きなものを選びます。今回は「イエローフラッシュ」を使いました。

トランジション1

トランジションをオーバーラップ部分へドラッグします。何カ所かありますが、どこでもいいです。

 

詳細を設定する画面が出ますので、必要があれば操作します。

トランジション2

 

すべての画面切り替え効果が「フラッシュ」に変更されます。

トランジション3

 

最初と最後は別物なので、必要があれば、それはそれで別途設定します。やり方は上と同じで、ドラッグするだけです。

トランジション4

ちなみに今回は、最初に「ズームイン」、最後に「ズームアウト」を設定してあります。

 

なお、フレーム数と秒数は微妙にずれます。ので、3秒ずつと指定しても、動画全体では9.03秒になっています。

※ なぜずれるのか、は私もわかるようなわからないような、なので「ドロップフレーム」とか「ノンドロップフレーム」で検索してみてください。

0.03秒ぐらいのずれなので気にならなければそのままで。

キッチリ9秒じゃないと気持ち悪い、ということであれば、(いろいろやり方はあると思いますが)今回は全体的に詰めて、早送りにしてしまいました。

 

すべてのイベントを選択後、末尾にマウスカーソルを合わせ、Ctrlキーを押しながら9;00の目盛りまでドラッグします。

末尾

これでキッチリ9秒になりました。

 

あとは普通に動画形式で書き出します。

書き出し1

今回は以下の設定にしました。

書き出し2

※ このあたりの操作方法については、少し古いですが、以下の関連記事をご覧いただければと思います。

関連記事

VegasPro15 起動から完成まで~基本の流れ

 

基本はこんな感じで、あとはタイトルを入れたり、音楽をつけたり、モロモロしていけばいいだろう、と思います。

なお、Vegas Proよりも一般向けの動画編集ソフト「VEGAS Movie Studio」には、スライドショークリエータという機能がついているので、そちらが便利です。

 

それでは、今回はここまで。



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