AI(人工知能)が全自動修正する画像編集ソフトPhotolemur使ってみた!

Photolemur起動画面1TidBit 日常ネタ
写真をAI(人工知能)が判断して全自動で補正加工編集するソフト「Photolemur」(フォトリマー)を買ってみました。

写真を補正したり補修する編集ソフトを「レタッチツール」とか「レタッチアプリ」と言う事もありますね。こと、この分野ではスマホ向けのツールの方が充実している印象ですが、Photolemur」(フォトリマー)はWindowsとMac用になります。

 

写真に魔法をかけよう」というのが謳い文句です。

 

AIが全自動補正するソフトPhotolemur(フォトリマー)

Photolemur」を開発したのはイギリスの企業です。世界で初めて、写真の補正にAI(人工知能)の技術を導入した、ということで昨年ちょっと話題になったようです。日本では2017年11月からソースネクストより新発売になりました。

 

Photolemur」には、写真を補正する12の機能が備わっており、空や樹木、人の顔などを認識して、それぞれに合った修正を行います。

補正機能

色補正、空色拡張、色合い補正、露出補正、不要な曇り・霧の削除、緑増強など写真に最適な加工が自動で行なわれます。

SOURCENEXT:「写真に魔法をかけよう」ボタン1つで写真をより美しくする画像補正ソフトPHOTOLEMUR

 

従来の、一律補正するソフトとは違うんだ! ということで、公式サイトには「レタッチソフト」ではなく「PhotoEnhancer」(フォトエンハンサー)と呼んでくれ、と書いてありますが……まぁ、日本人にはどっちでも?(笑)

ソフトが対応しているカメラは800種類以上。
下記、公式サイト(英語)で、対応機種を見ることができます。ご自身がお持ちのカメラと照らし合わせてみてください。

Supported Cameras

 

ソフトを買う前は「さすがに少しは人の作業も入るだろう」と思っていましたが、実際触ってみたら本当に「ワンクリック」で「全自動」でした。

英語のマニュアルしか無いそうなのですが「マニュアルの必要があるのか?」と思います。

それぐらい、なんもすることありませんが、一応「Photolemurの使い方」を書いてみます。

 

Photolemurの使い方

インストール直後は以下のようになるので、シリアルコードを入力してアクティベート(有効化)します。

Photolemur起動画面1

ソースネクストのソフトはどれも分かりにくいのですが、メールで届くシリアルコードが正しいシリアルコードです。マイページに記載されているものではありませんのでご注意を!

 

Photolemur無料体験版(英語)もあるみたいですね。

Photolemur公式サイト(英語)から落としてくることができるようです。
https://photolemur.com/

無料版

右上のGET FREE VERSIONというところですね。ただ、私は無料版を使っていないので詳細は分かりません。

バージョンは2.2と2.0があるようです。日本語版は2.0のようですが、アップデートがあったという話もあるので……今はどちらなのかな……これもちょっと分かりません(汗)

 

インストールの次が通常のPhotolemur初期画面です。

Photolemur起動画面2

写真をドラッグするか、インポートします。書いてある通りです(笑)

サンプル写真画像も何枚かあり、それを使うこともできます。
また、複数の画像を一度にインポートすることも可能です。

インポートすると自動的に解析が始まり、少し待っていると画面が切り替わります。

 

Photolemurの初期画面

こちらは私が以前沖縄で撮ってきた写真です。

Photolemur読み込み画面
ご覧の通り「前」と「後」となっていて、加工補正修正の前後を見比べることができます。

中央にあるバー、スライダーをドラッグして、画面の割合を変えられます。

Photolemurスライダー

画面右下にある筆の絵(?)をクリックすると、加工の度合いを変えることができます。

Photolemur加減

ちょっと修正しすぎじゃない?」と思ったら、コチラを……。

 

また、右上に最小化ボタン閉じるボタンがあります。

閉じるボタンをクリックすると、以下のようなメッセージが出るので、「やり直し」で最初のインポート画面に戻ることができます。

Photolemurボタン

 

保存する」をクリックしても、「閉じる」操作がキャンセルされるだけで、保存画面には飛びません(笑)

終了する」でソフトを終了します。

で、ここで編集することは一切できません。本当にオートなので、あとはこれで保存するだけです。

 

Photolemurの保存方法

補正後の画像の保存は、右下の「エクスポート」です。

Photolemurエクスポート

PC内に保存する場合は「ディスク」を。ツイッターやフェイスブックでシェアする場合はそちらを選びます。

Twitter」をクリックすると、アプリと連携するか訊かれます。

Photolemurツイッター連携

求められる権限は以下のような感じ。

このアプリケーションは次のことができます。
●タイムラインのツイートを見る。
●フォローしている人を見る、新しくフォローする
●プロフィールを更新する。
●ツイートする。

次のことはできません。
●ダイレクトメッセージを見る。
●登録済みのメールアドレスを取得する。
●Twitterのパスワードを見る。

まぁ、あんまりアレコレ連携するのが好きじゃないので、私は連携しておりません。
普通に保存してPCから添付すれば済むことですしね。

Photolemur保存

保存できる画像のファイル形式は、JPEG、PNG、TIFF、PDFから選べます。画質も選べるので、ファイルサイズを軽く小さくしたい方は変更を。

保存場所は「閲覧」ボタンから指定できます。大抵ここは「参照」となっているものですけどね……閲覧ていう翻訳も珍しいな……。

 

あとは「エクスポート」をクリックします。

Photolemurエクスポート1

傑作をエクスポート中とか……自分で言っちゃうか(笑)
ほかにも「魔法をかけています」とかいう文言が出てきたりします。ちょっと楽しいです。

 

さて、これで完了

Photolemur完了画面
Explorerで表示」は「ファイルを保存したフォルダを開く」という意味で、画像そのものを開くモノではありません。

完了」をクリックするとエクスポート前の画面に戻ります。……ので、「もうこれで終わり」という時は、閉じるボタンをクリックして終了します。

 

Photolemur使用の注意点

どんな写真でも対応してくれそうですが、あまりに小さいサイズの画像は編集できないようです。

800×600ピクセル以上の画像」でないとダメみたいですね。

画像サイズ

 

Photolemurで補正加工後の画像比較例

元の画像と、PowerPointでポチポチやってみたものと、「Photolemur」で編集したモノを比較してみます。

Photolemur比較

フォトリマーの方は、特に空の部分が強調されていますね~。空は空らしく、草は草らしく、ですね。若干明るくもなっています。明るさやコントラスト、彩度をどう変更したらいいか迷う……という人には便利ですね。

 

Photolemurでゲームのスクリーンショットを修正してみる

さて。私にとってはここからが本題といいますか(笑)

元々きれいなゲームのスクリーンショットを「Photolemur」で補正修正したらどうなる?!(☼ Д ☼) クワッッ!!!

以下、ざざっと並べてみます!

BLESS

加工前

Bless比較

加工後

 

加工前

加工後

 

加工前

加工後

 

黒い砂漠

加工前

黒い砂漠比較

加工後

黒い砂漠人物比較

キャラは元からシミだのシワだのがあるワケじゃないですから、あまり変化ありませんね。強いて言うなら、肌が「自然な感じになった」ような気もしますが、気のせいの範疇かも。

大雑把に言うと、「Photolemur」の補正って、「鮮やか」に「くっきり」させる印象です。なので、ゲーム内画像だと「かえって不自然になる」場合も無きにしも非ず、って感じです。

 

さいごに~Photolemurの使用感想

全自動なので「好み」にあうかどうか……な部分はあります。写真によっては物足りなかったり、「こうじゃない」感も湧いたりすると思います。が、ほぼ何の手間もかからずキレイな写真になる、という点では大変お勧めです。たとえば、お子さんやお孫さんの写真を手軽に見栄え良くしたい、というニーズなどにはピッタリじゃないでしょうか。

ちなみに補正編集した写真を見せたところ、家人には好評でした(笑)

標準価格(税抜)3,300円ですが、例によってしょっちゅうセールやってますので、お買い得な時を狙うといいかと思います。

それでは、以上です。

ソースネクスト「写真に魔法をかけよう」ボタン1つで写真をより美しくする画像補正ソフトPHOTOLEMUR

 

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