印刷所から「束見本」を取り寄せてみました

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以前、印刷見本を取り寄せてみた記事を載せました。

今回もやはり見本なのですが、「束見本(つかみほん)です。

東京都台東区にある印刷所「ワンブックス」さんよりお取り寄せしてみました。

「束見本」とは、ご覧の通り「本の形になっている印刷見本」のこと。(上の部分色が変わってるように見えますが、光っちゃってるだけです)

厚さがまったく違いますが、こちら、すべて同じ「200ページ」なのです。

新しく導入される用紙4種類を使った見本です。

ノベルクリームロゼ 31㎏ 米坪53.8g/㎡ 紙厚0.069mm
ノベルクリームロゼ 34㎏ 米坪60.1g/㎡ 紙厚0.087mm
ミステリッククリーム 32㎏ 米坪58g/㎡ 紙厚0.073mm
Holmen BOOK Cream 33㎏ 米坪60g/㎡ 紙厚0.107mm

用紙そのものの厚みによって、これだけ本の厚さに差が出るんですね。

個人的には、スウェーデンの製紙メーカーの書籍用紙だというHolmen BOOK Creamという紙を見てみたかったのですよね。洋書のペーパーバックのような紙なのかなあ、と興味が沸きまして。

でも実際触ってみたら、もっときれいで上等でした。ペーパーバックの紙って藁半紙みたいですもんね(笑)

ん~……個人的な好みで言うと、ノベルクリームロゼ 34㎏が一番好きかな……でも個人によると思います。

 

こちら↓が公式のツイートです。

 

束見本も印刷見本も公式サイトの「資料請求」から注文できます。

 

 

いまどきはありがたいことに、アチコチの印刷所で割とお手軽に本を作れるようになりました。が、本を作ってみたら「予想よりページが硬い、めくりにくい」と思ったり、「鈍器を作りたかったのに期待していたほどぶ厚くない」なんて事も……。

でも「束見本」なら、実際に「本を読む」という動作をした時、どんな感じになるのかが分かります。本の厚さ、重さ、表紙との兼ね合い、紙の手触り、紙自体の色、ページをめくった時の送りやすさや硬さなどなど……。

大抵の印刷所だと、印刷見本はいろいろな種類の用紙1枚ずつに、様々なプリントがされたものが届きますね。

それはそれで勉強になるのですが、1枚の用紙から「本の形」を想像するのはかなり難しいです。が、200ページの束見本から、たとえば「400ページの本を作ったらどうなるか」を想像するのは難しくありませんね。

 

最初のページに印刷がされていますので、発色や裏移り(透け方)なども確認できます。

残りは印刷されていない白い紙なので、まぁ……見本のまま取っておくなり、文庫サイズなのでカバーをかけてメモ帳にしてもいいですね。

ワンブックスさんで扱っている用紙は他にも多々あり、人気の度合いはこのようになっているそうです。

この記事を書くにあたり、ちょろっと「束見本 通販」でググってみましたが、それなりのお値段で……。
この金額なら普通に印刷が頼めちゃうなぁ」という感想でした。

 

さて。

ワンブックスさんはたぶん以前から、「1冊から印刷できる印刷所」として、一部ではよく知られているのでは。

「1冊から」「数百円で」本が出版できる「OneBooks」を使ってみました
基本料金1冊200円でカバー・オビ付きの本が作れて、カラーでもモノクロでも同一料金、本当に1冊から本の出版を依頼できるサービスが「OneBooks」です。本を作る時に、1回の注文でたくさん本を刷る必要があるため在庫が出てしまうというリスクは大きいものですが、OneBooksならその心配もなさそうなので、実際にサービスを...

ただ、この記事の頃からだいぶ経ちまして、今はpixiv factoryをはじめ、「1冊だけ」刷れる印刷所も増えましたし、諸々の影響からワンブックスさんも当時より価格が上がっています。

特に送料が値上がりしたので、印刷は数百円で収まっても、送料で1650円(税込)、ポンと上乗せされてしまいますね。合計金額だけ見ると一瞬「高い」と正直思うのですが、印刷代は破格だと思います。

ワンブックスさんの特異な点は、(基本的に)何冊刷っても1部あたりの料金が変わらないところ。

※ 20部以上ならMonoRe:th on-demandプラン、300部以上ならオフセット文庫本プランもあります。また、MonoRe:th on-demandプランなら1カ所まで送料無料(期間限定)です。

そして、カラーでもモノクロでも料金が変わらないところ。

更には、カバーと帯(巻き含)とPP加工が基本料金内であること。

カバー帯付きのフルカラー本を1冊だけ刷る、という条件で検索してみるとよくわかりますが、「1冊だけ刷れる」ところで、これだけのことを希望するとなると、普通はかなり割高になります。

特に、カバー巻きはともかく、帯巻きまでしてくれるところは他に見当たりません。もしあったら教えて下さい(笑)

「少部数」ではなく「1冊」というのがすごいです。「自分用に1冊だけ(ちゃんとした)本を作ってみたい」という人は、案外少なくないと思います。

 

また、今後名刺など取り扱い商品を増やすご予定もあるそうで、「少部数印刷の味方」だなあ、と思います。楽しみですね。

 

それでは、今回はここまで。


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