◆トランジションとは
「トランジション」とは、「画面切り替え効果」のことです。
タイムラインに以下のようにイベント(素材)を並べた場合、画面は「パッ」っと一瞬で転換します。
「場面転換が唐突過ぎるなぁ」と感じる場合は、徐々にゆっくりと画像が入れ替わるようにしたりします。この時に付ける効果が「トランジション」です。
動画の編集ソフトには、たいてい次のように、豊富な種類の「トランジション」があらかじめ用意されています。
ですが、オープニングやエンディングなどの限られたシーン以外では、一般的にあまり派手な動作の物は使われません。「素人っぽく見えるから」という理由ようです(笑)
ともあれ、以下、操作方法です。
◆トランジション(切り替え効果)の設定方法
Vegas Proでは、画面下のバーにある「自動クロスフェード」ボタンが既定で「オン」になっていて、動画を重ねると自動的に「クロスフェード」状態になります。
以下のような、青い「×」印の部分のことですね。
「クロスフェード」というのは、「フェードアウト」と「フェードイン」を並行して行い、2つの画像が徐々に切り替わる効果のことです。
・クロスフェード以外のトランジション効果を設定する
その場合、すでに付いている自動クロスフェード効果に「上乗せする」感覚になります。
画面左上で「トランジションタブ」に切り替えますと、効果が一覧でずらっと出てきます。
そこから、お好みのモノをタイムライン上の、クロスフェードがかかっているところへドラッグするだけです。
ドラッグすると設定画面が出ますが、最初は閉じてしまっていいと思います。
あとは「ビデオプレビュー」画面で、でどのようになるか、ご確認ください。
設定したところは以下のようになっているので、
細かく設定しなおしたい場合は、「×」マーク(赤い丸で囲ったところ)をクリックすると、もう一回さっきの画面が出ます。
別の効果にしたい場合、別のモノをドラッグすると、上書きされます。
トランジションを消す時もこの「ビデオイベントFX」の画面です。
「選択されたプラグインの削除」ボタンをクリックすると、後から設定した「トランジション」は消えてきます。
「自動クロスフェード」は残ります。
・フェードイン・フェードアウト
クロスフェードではなくて、単純に「フェードイン」や「フェードアウト」にしたい場合。
イベント(素材)の隅、角のところにマウスを合わせます。
マウスカーソルはこのような形になります。
このままドラッグすれば「フェードアウト」になります。
「フェードイン」にするなら、イベントの始点の方に合わせてください。
また、この隅っこの部分に「トランジション」をドラッグすると、クロスフェードなしでも切り替え効果を付け加えることができます。
以下のような感じです。
設定されたトランジション上で右クリック→「トランジション」で、「ディゾルブ」など別効果にもできます。
いろいろ探すのが面倒ならこれでもいいかと(笑)
同じく右クリックで「フェードの種類」も選べます。
曲線によって映像のあらわれ方や消え方が変わりますが、このあたりの違いは、実際に見てご確認くださいませ……。
・よく使われると思うトランジション
完全に個人的な見解になりますが……。
正直、「自動クロスフェード」で充分、な気もします。
あとは、「クロスエフェクト」、「ディゾルブ」、「フラッシュ」あたりの効果がよく利用されているのではないでしょうか。
センスに自信のある方は、ぜひ、色々挑戦なさってみてくださいね!
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