Bluehole側は否定しているようですが、中国Tencent(テンセントホールディングス)が昨年あたりから企業買収の攻勢を強めている様子です。
約510億円(日本円換算)を費やしてBlueholeの株式を購入する計画という噂もあり、もしこれが実行された場合、中国TencentはBluehole創立者Chang Byung-Gyu氏に次ぐ第二位の株主となるそうです。
このように、かなり「落ち着かない」状況下にあるBluehole Studioですが、同社の新作MMORPG「A:IR」(ASCENT:INFINITE REALM)は、どうなっているのでしょうか。
昨年2017年12月後半に韓国で最初のCBTが行われた後、動きらしい動きがほとんど見られませんでした。
韓国のAIR公式サイトでは未だ動きがありませんが、欧米の公式サイト内にあるフォーラム(掲示板)に、今月5月3日から現在まで、3日、9日、17日の3回にわたって「コンセプトアート」が公開されていました。
9日までの内容は「コンセプトアートプレビュー-パート1」として、サイト内の別ページにもまとめられています。パート1というからには、今後、2,3と続くものと予想されます。
韓国での最初のベータテスト後、A:IRは洗練されています。このプロセスにはゲームプレイ機能だけでなく、世界観も含まれます。開発チームが行ったすべての改善を知りたいと思われるでしょうが、いくつかのコンセプトアートをご紹介します。
フォーラムに投稿された記事から、内容を少々ご紹介します。
※ 機械翻訳を通じた内容となりますため、情報の正確性の保証は致しかねます。
プレイヤーは、失われた古の「ハース王国」から、一市民として生まれ変わったところから物語が始まります。
もともと世界は惑星「ハース」とその周囲を回る3つの月から成り立っていました。しかし、月のひとつが惑星「ハース」と衝突し、惑星は球形を保ったままいくつかの浮遊島に分裂し、残った破片は月の周りを回り始めました。
プレイヤーは記憶を総て失ってしまっているので、周囲の人々の助けによって、より強くなり、紛争にまみれた現在の世界で自分の使命を見つけていくことになります。
プレイヤーが最初の頃に会う重要なNPCが「Cruz Axis」です。彼はかつて浮遊島のモンスターと戦い、片足を失いました。今も強力な指導者であり、老練な将軍です。
引き裂かれた浮遊大陸では急激な気候変動の為、生物は絶滅していきました。しかし、過酷な環境に適応して一部進化を遂げたものたちもいます。
大災害後、散らばった多くの魂が、より邪悪な体に引き寄せられました。それらは「ブラックヘラルド」と呼ばれています。
プレイヤーは浮遊島間を飛び回りながら、強大な身体に変化したモンスターや闇の勢力と戦っていくことになります。
公式サイトのフォーラムでは、「今後数週間にわたり、より多くのプレビューを公開します」と語られています。
もしかしたら、これらのコンセプトアートの公開が終わった後、更なる動きがあるのかもしれません。
なお、ゲームの世界観や職業など詳細については過去記事で触れておりますので、そちらをご覧いただければと思います。
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欧米のサービスは、カカオ・ゲームズ(Kakao Games)によって予定されています。サービス区域は、ヨーロッパ、北米、オセアニアです。
ロシアが含まれていませんが、「ロシアのサービスが無いとしたらそれは驚くべきことだ」と欧米公式のクルーは語っています。交渉が難航しているのでしょうか……。
日本の名前もありませんが、日本は別企業によるサービスが決定しています。が、ティザーサイトも無く、時期も不明です。
以前の予定では、韓国での正式サービス開始は今年2018年の冬前あたり、ということでした。
その前に複数回CBTが行われる予定だそうなので、そろそろ韓国では第2回のCBTが、欧米で初のCBTを予定しているのかもしれません。
スケジュール通り進めば、今年の末から来年にかけて韓国では、「A:IR」と「ロストアーク」、「プロジェクトTL(旧リネージュエターナル)」が入り乱れることになりそうです。
AIR公式サイトには、当記事でご紹介していないコンセプトアートも勿論、数多く掲載されています。
AIR韓国公式サイト
AIR欧米公式サイト
今回は、ここまで。
続報は以下をどうぞ。
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