アーカイブがすでに上がっていますので、見逃した方も放送内容をご確認いただけます。
放送を見ていただければほぼ分かることばかりですが、一応、感想を交えながら生放送の内容を以下にまとめます。
私自身はYouTubeで拝見していました。放送開始直前の様子です。
日本運営陣紹介
●日本運営プロデューサー
箕川 学さん
スライドでは「4?歳」となっていますが、42歳だそうです。
元Soul of the Ultimate Nation(ソウル・ジ・アルティメット・ネイション)(SUN)運営。今は「BLESS」のみ。
●運営チーム代表
中村 直樹さん
向かって右側にいる方です。元「リネージュ1」運営、他社NCJapanからの転職組。同じく今関わっているのは「BLESS」のみ、だそうです。
ほか、「ゆうちゃん」と呼ばれる女性スタッフ(音声のみ)の3名で生放送が行われました。
放送では3名(黒い砂漠と同じですね)ですが、スタジオではなく本社の方に運営スタッフがまだ何名かおられるそうです。
CBT1応募の反応など
CBT1募集開始から数時間で、定員の5000名は超えてしまったそうです。ただ、抽選なので、今からでも応募はして欲しいとのことでした。
当たるといいなあ、と思います……ほんとに(汗)
応募時のアンケートにある設問、「BLESSに期待すること」では、「グラフィックや音楽」と回答された方が最も多かったそうです。
たしかに、グラフィックは美しいですね。重厚で、リアルな感じです。
「応募者内訳」は、「20代後半」「会社員」が最も多いそうです。
「BLESS」はMMORPGとしては「ザ・王道」という印象なので、若いプレイヤーにどこまで受け入れられるか、期待半分、不安半分でしょうね。
「BLESS」とは
最初に、軽く「BLESS」そのものについての説明がありました。
「BLESS」では、プレイヤーは「ハイロン同盟」か「ユニオン連合」いずれかに所属してゲームスタートになります。BnS(ブレソ)のように、途中で勢力を選択したり、後から変更したりはできません。
また、勢力はアカウントごとになるそうなので、あるキャラクターはハイロンに作り、別のキャラクターはユニオンに、ということはできません。
選択可能な種族は、勢力によって異なります。中立の種族のみ、いずれかをプレイヤーが選ぶことができます。
CBT1で選択可能な各種族のキャラクター例
種族によって、選べる職業が異なります。
CBT1で選べる職業は、ガーディアン、バーサーカー、パラディン、メイジです。
簡単に言うと……
ガーディアン=タンク
バーサーカー=アタッカー(近距離)
パラディン=ヒーラー
メイジ=アタッカー(遠距離)です。
このあたりは当ブログでも記事にまとめましたので、多少ネタバレになるかもしれませんが、よければ以下の記事をあわせてご参照ください。
CBT1の内容と目的について
CBT1のスケジュール等につきましては、「BLESS」公式サイトで詳細をご覧いただくのが一番だと思います。
「BLESS」公式サイト
CBT1開始後、5月1日以降「アンケートボタン」が公式サイトに表示される予定です。
中村さんの手のある、赤い丸で囲った部分です。
参加者には、このアンケートにぜひ回答してほしい、重要なところです、と仰っていました。
今回のCBT1は、不具合(バグ)も多く、ローカライズ等まだまだだいぶ未完成、とのこと。たとえば音声(ムービーシーンの吹き替え)などは間に合っていないようです。
公式サイトにもありますが、コンテンツやマップなども部分的に制限されています。
日本では、CBT→OBT→正式サービス、と割とトントン拍子に進むタイトルがほとんど。それに比べると、未完成版をテストしてもらうというのはかなり挑戦的な試みになる、とのこと。
「なぜこういう形にしたのか?」というと、「日本ローカライズのため」だそうです。
「こういうところが好き、面白い」という感想はもちろん嬉しいのだけれども、「ここがダメだからこういう風に直してほしい」というフィードバックこそが欲しい、とのこと。
テストが開始されると同時に、公式サイトにはフォーラム(掲示板)が開設されるので、テストプレイヤーには、そこにどんどん書き込みをして議論をしてほしい、とのことでした。
公式サイトの「フォーラム」は、CBT1が始まったらリンクが貼られて、書き込み可能になるそうです。
不具合報告含め、日本版としてどのような形に「カスタマイズ」するのがよいのか。
それを踏まえて、CBT1→2→3?……と進むかもしれない、というお話なので、CBTが複数回になることもあり得る、とのこと。
「日本のBLESS」を、ユーザーと共に作っていきたい、というご要望でした。
「下手なローカライズはしないでほしい」というコメントも少なくないようでしたが、せっかく「変えたい」という姿勢があるのですから、「これはムリかな?」「技術的に可能かな?」なんてことは考えず、どんどん要望を提出して、変えられるものは今のうちに変えていってもらったらいいのじゃないかな、と思います。
一度サービスがスタートしてしまったら、なかなか変更は難しいのが常ですからね。
プロデューサーからは、未完成のものをプレイしてもらうのは申し訳ないが……、との前置きがありました。
しかしここでのフィードバックが、今後の「BLESS」日本市場での成否を分けるとなると、参加者は責任重大ですね。
もっとも、船頭多くして船山に登るとも言いますし、実際プレイヤーの要望を聞きすぎてダメになったゲームもありますので、運営さんはそのあたりのかじ取り、さじ加減、頑張っていただきたいです(笑)
キャラクターメイキングについて
キャラメイク(キャラクリ)の説明時間がかなり長かったです。「キャラメイクはもういい」というコメントも多かったですが、サービスを開始して2年経つ「黒い砂漠」でも今なお「キャラメイク勢」が一定数居ますので、PRしておいて損はないところでしょう。
キャラメイクは、「陣営」を選択するところから始まり、種族、職業、性別に進みます。その後、細かいカスタマイズになります。
「BLESS」のキャラメイクはかなり細かいです。たとえば、種族「ハビヒッツ(女性)」の「髪型」だけでも75種類あるそうです。
作成したキャラクターは、外形保存でき、保存先はローカル(各自PC内)になります。もちろん、それを後で適用することが可能です。
……ということは、キャラメイク機能だけを抜き出したものが先行で公開される可能性があるかな、と思います。「黒い砂漠」もそうでしたしね。
また、ひな形もかなりの数用意されているので、キャラメイクが苦手、面倒な方でもそれなりに差別化が図れるそうです。画質が悪くて申し訳ありませんが、画面右の選択肢の数を見ていただけると分かると思います。
ダンジョン攻略
ダンジョンは、中ボスまでのプレイ動画でした。ラスボスはまだ見せられない、とのこと。
所属勢力が決まっていますから、ハイロンの人はハイロン領地内のダンジョンのみ、ユニオンの人はユニオン内のダンジョンのみプレイできる、ということですね。
ただ、(生放送では言っていませんでしたが)「BLESS」のダンジョンはかなりたくさん用意されていて、領地の境界線上に存在する「いずれの陣営の人でも参加できる」ダンジョンもあります。PKと隣り合わせですけれどもね……。
ゲーム内の設定で、ターゲッティング、ノンターゲティング方式を切り替え可能。
運営の方は、「バーサーカー」をノンタゲ方式、「メイジ」はタゲ方式でプレイしていました。
ダンジョン入口の様子
AionやTERAを彷彿させますね。
最大5人PTで、適正レベルでのダンジョン攻略。プレイを見たところかなり適当で、役割も何もあったものではありませんでしたが、見る限り、「サクサク」進んでいて、ラスボス手前までは危なげありませんでした。
ダンジョン中の様子
ダンジョンにはソロでも挑戦できるそうなので、PTプレイを強いられるということはなさそうです。
中村さん情報によれば、「メイジ」は「氷系、炎系、雷系のように、同一系統でスキルを振った方が強い」とのことです。
また、職種によって装備はある程度決まっているそうですが、「他職の装備も着られないわけではない」とのこと。
たとえば「メイジ」の服は「布」になりますが、「鉄」の「鎧」を着ることも(性能はともかく)可能だそうです。アバター的な楽しみ方ができるのはいいですね。
プレイ画面を見ての推測なのですが、キャラクター名にはカタカナとアルファベットは使えるようです。おそらくひらがなも大丈夫でしょう。漢字がどうなるかな、と疑問ですね。
生放送 ニコ生アンケート結果
YouTubeとAbemaTVではできませんでしたが、ニコ生では、最初の方と最後に、「視聴者アンケート」が行われました。
Q.「BLESS」を知っていますか?
知っている・・・74.2%
存じ上げません・・・25.8%
Q.「CBT1」に応募しましたか?
すでに応募した・・・87.6%
これから応募する・・・12.4%
応募した人の割合が、なぜか「BLESS」の知名度を超える謎の結果に……。しかも「応募しない」という選択肢がありませんでした。
Q.今日の番組はいかがでしたか?
とても良かった・・・28.3%
まぁまぁ良かった・・・28.9%
ふつうだった・・・21.3%
あまり良くなかった・・・8.8%
良くなかった・・・12.7%
初回という事もあり、ご祝儀相場という印象ですね。
今まで、PSO2や黒い砂漠の放送を拝見してきていますが、プロデューサーによってずいぶん雰囲気が変わるものだな、と思います。
「BLESS」は「黒い砂漠」同様、プロの方を入れた方がいいですね。正式サービスが見えてくるあたりにはメンツも変わるかな、と思います。
まだまだCBT1ですから、今のうちから予算を割くようなところではない、ということでしょう。
「BLESS」の日本運営プロデューサーがハッキリしましたし、運営の雰囲気もなんとなく感じられたので、私自身は「良かった」に一票です。
YouTubeでの視聴者は、最大で1,040人ほどだったと思います。
ニコ生は2,400人、AbemaTV760人だそうです。
時期は未定ですが、生放送は続けていくそうなので、次回にまた期待したいと思います。
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