全然知られてないマイクロソフトのサービス3つ

マイクロソフトの製品でも、Windowsを始め、小学生でもWordやExcel、PowerPointを知らない人はいないでしょう。あとはXboxとかね。

使ったことは無くとも、名前ぐらいは……。

ですが、マイクロソフト製品でも、「たぶんほとんど認知されてないな」と思うモノもたくさんあります。

要するに「売れてない」ワケですが、そんな中から3つ、ご紹介したいと思います。

詳しい使い方については別に譲りますので、「こんなモノがあるんだ」程度にご覧ください。


さて、その前に。

以下のサービスを利用するには、Microsoftアカウント」が必要です。

Windows8以降のOSでは、最初にこのアカウントを取るように言われるはずなので、すでに取得済の人も多いはず。

また、Skypeやメッセンジャー、フリーメールサービスのHotmail、マイクロソフトのクラウドサービスOneDriveのアカウントとも共通なので、この中のいずれかを使ったことがあれば、アカウントは取得済です。

取得済かどうかわからない、という人は、オフィスソフトで新規画面を開くか、検索サイトのmsnかBingに飛んで、画面右上を見てみてください。そこにID名らしきものがあれば、取得済、ログイン済です。

オンラインでOutlookを使っている人もいるみたいですね。

では、本題です。

1.Office Mix

「Office Mix」公式サイト:https://mix.office.com/ja-jp/Home

PowerPoint2013に無料で組み込めるアドインソフトです。

マイクロソフトのサポートページによれば、PowerPoint2016からは標準でついているようなので、PowerPoint2013のバージョンの方のみ対象になります。

PowerPoint の Office Mix アドインは、[レコーディング] 機能を組み込んだ PowerPoint 2016 に置き換えられました。

パソコン画面や、カメラによる映像、音声を動画形式で保存できる、というのがポイント。

主な使い方としては、e-ラーニングとか、オンライン授業とかでの使用のようです。

プレゼンテーションを行っている本人の音声や動画を記録したり、説明をしながらスライドに書き込みをしたり、設問やアンケート、オンライン動画などを挿入したりすることができます。

全画面をキャプチャしたり、PC 上のあらゆるものを記録したりすることも可能です。

プレゼンテーションを作成後、[Upload] をクリックするだけでミックスへと変換できます。いつ、誰と共有するかは、選択することができます。

公式サイトから「OfficeMix.Setup.exe」というファイルをダウンロードしてインストールします。

Office Mix」をインストールすると、PowerPointのリボンに「Mix」というタブが追加されるので、そこから操作を行うことになります。

方向性としては、2パターンですね。

・画面そのものを保存する「画面キャプチャー」として使う
・スライド上での書き込みや音声を保存する

前者は「画面の録画」というボタンを使い、後者は「スライドを録画」というボタンを使います。

マウスでどこをクリックするか、など操作手順を保存したければ前者、スライドへの書き込みそのものを録画したい場合は後者を使うようです。

どちらも録音は可能ですね。

個人的に、この「Office Mix」で「いいな」と思ったのは、書き込みが表示できるというところ。

手書き文字風のアニメを作るのに「どうしたものか」と思っていたので、これは使えそうです。今までのでも、できないワケではなかったのですが、マウスカーソルが映り込んでしまうのがイヤだったのですよね。

ただし。編集するには、一旦「ビデオにエクスポート」でmp4形式の動画ファイルとして書き出してから行わないといけないようです。

作成したものは、フェイスブック、ツイッター、Google+、LinkedIn、Pinterestで共有ができます。

Office Blogs
https://blogs.technet.microsoft.com/microsoft_office_/
Office Mix が登場
https://blogs.technet.microsoft.com/microsoft_office_/2014/05/22/meet-office-mix/

キャプチャーソフト「Camtasia」と競合することがあるようです。

2.Sway

「Sway」公式サイト:https://sway.com/

オンラインでの公開を前提としたブラウザで使えるプレゼンテーションソフトです。

同社のPowerPointよりも簡単で、ぶっちゃけると、Apple「Keynote」のマイクロソフト版です。

「Keynote」は「お手軽でかっこいい」と人気のソフトで、私も(無料の範囲で)使わせてもらいましたが、たしかに操作は簡単なのに垢抜けたモノが出来上がりそうで、ワクワクするソフトです。

ただし、Windowsパソコンで使うには、Appele IDを取得して、iCloud上で使う必要があります。

Sway」も同じで、「Microsoftアカウント」を取得する必要があります。

使ってみた印象としては、自由度があまり無い気がします。

その分、選択肢はそれなりに用意されていて、その中から色やレイアウトを選んで、文字や画像をちょっと手直しする。そんな使い方みたいです。テンプレートから始めるのが断然ラクです。

PowerPointよりも簡単に操作できる」「インターネットで公開できる」というのがポイントで、マイクロソフト側としては、個人の私的な目的で使ってほしいようです。

旅行へ行って写真を撮り、それをまとめて公開する。

こんな使い方ですね。でもこれ……正直なところ、もっとお手軽なスマホアプリがあるような気がします(汗)

作成する前から共有用のURLが用意されているので、作ってそのまま公開まで流れ作業的にできますから、そういうのが目的なら確かにお手軽ではありますね。

公開したり共有したくない場合は、画面右上の「共有」というところで「自分だけ」を選びます。

個人的には、「PowerPoint」が使いこなせるなら要らないかなぁ……と思うところではあります。

Gigazine
http://gigazine.net/
Microsoftの新プレゼンアプリ「Office Sway」では何ができるのか?
http://gigazine.net/news/20141002-office-sway/

3.Docs

「Docs」公式サイト:https://docs.com/ja-jp

※ 2017年12月15日をもって「Docs」サービスは終了予定です。

Docs.com サービスの終了についての重要なお知らせ(マイクロソフト公式)

その前に触れておきたいのが「Office Online」と「OneDrive」です。

Office Online」は、インターネット接続ができる環境であれば、ブラウザソフトからWord、Excel、PowerPointが無料で使えるというサービスです。

無料なので編集範囲は限られていますが、ちょっとした訂正程度であれば可能で、メールアドレスなどを使って、ほかの人とファイルの共有もできます。

OneDrive」は、マイクロソフトのクラウドサービスで、ファイルを保存する場所のこと。インターネット回線を通じてファイルの出し入れができます。

いずれも「Microsoftアカウント」が必要です。

で。Docs」は、「OneDrive」を拡張した感じのサービスです。

保存とともに、公開にも重点を置いてあるのが違う点でしょうか。Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Sway、PDFドキュメントを無料で共有できます。サイトやブログに埋め込むこともできます。

公開したファイルには、「閲覧数」が表示されたり、「いいね」がついたり、誰かの「お気に入り」に入ったりします。

Docs」には「ジャーナル」「ドキュメント」「コレクション」「プロフィール」と項目があります。

前述の、作成したファイルを共有する部分は「ドキュメント」にあたります。

自分や他者が公開しているドキュメントの「まとめ」が「コレクション」、つまり「まとめページ」が作れるのですね。

「プロフィール」は言葉通り、自己紹介用のページ。氏名やPR文、連絡先などを入れるところです。

「ジャーナル」……これが一番ピンと来ないのですが、「Sway」で作成したコンテンツにコメントをつけてほしい時などはココを使うようです。

これらを使って、ホームページの代わりに使える、ということのようですね。

それにしてもちょっと分かりにくいです……(汗)

Engadget
http://japanese.engadget.com/
マイクロソフト、文書公開&共有サービス Docs を開始。プレゼンや表、PDFの埋め込みも対応
http://japanese.engadget.com/2015/08/05/docs-pdf/


これら3つのサービスは、いずれもインターネットを強く意識したものになっています。

オンラインで使わないと意味がない、という感じです。

ブログやサイトの代わりに使う、あるいはブログやサイトの一部として使う。そんな利用方法を想定しているようです。
一番のメリットは、Micrsoftアカウント」ひとつで使いまわせる、という点だと思いますが、これは同時にデメリットにもなりますよね。

上記のサービスを使ってドキュメントを公開したり共有したりすると、Microsoftアカウントの名前も知られてしまうのです。

特に、オフィスソフトで作成したファイル(ドキュメント)を共有したり公開したりする場合、自動的に保存されている個人情報に要注意です。

保存する前に、「ファイル」タブから「問題のチェック」を選んで、「ドキュメント検査」をしてください。

個人情報隠しデータがある場合、ここから削除できます。


フェイスブックもそうなのですが、個人情報を公開したくない人(私もそうです)は、まだ日本に多いと思います。

アメリカの場合、そういうのは気にならないようで、YouTubeもそうですが、仕様変更とかでどうかすると本名ダダ漏れ状態になってたりするので、気が抜けません(汗)

というわけで、仕事で個人名と紐づけなければいけない場合でなければ、他社サービスを使ったほうがいいかなぁと思います。Googleとかね。

たとえ仕事で使っていても社員名を公にしたくない場合もありますしね。

※ サービス開始時にはご案内メールが届きますが、私のPC環境では、マイクロソフトからのお知らせはほとんど「迷惑メール」フォルダに入ります。みなさまもご注意ください。



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