オフィスソフト関連では数年ぶりの更新になります。
唐突ですが、タイトルどおり、パワーポイントの箇条書きアイコンを絵文字にするのと、エクセルのグラフを絵グラフにするのをやってみます。
なぜまとめたかというと、操作方法がほぼ同じだからです。
ちなみに私のMicrosoft Office(マイクロソフトオフィス)のバージョンは2016です。が、他のバージョンでも、すっごく昔のモノ、というのでなければ大体出来ると思います。
ではまず、パワポからいきますね。なお、ワードでも操作方法は同じです。
PowerPointで箇条書きアイコンを変える方法
以下がデフォルトの箇条書きアイコンです。よく見慣れた黒い丸で、これはこれで安心感がありますが。
範囲選択をして「箇条書き」のボタンから「箇条書きと段落番号」を選びます。
※ ワードの場合はここで「新しい行頭文字の定義」を選んでください。
ダイアログボックスが出ます。右下の「図」または「ユーザー設定」を使います。
「ユーザー設定」を選ぶと、「記号と特殊文字」というダイアログボックスが開きます。
ここでフォントを別のフォントにします。
例として「WingDings」を選んでみました。
「WingDings」はご覧のような、絵文字フォントです。WindowsのOSには、昔から標準で装備されているフォント(のはず)です。
なんて発音するんだろうなぁ?とずっと疑問だったのですが、「ウィンディン」みたいですね。「グ」は発音してるけど、ほとんど聞こえない感じです。
え~……で、中から一つ選びます。
このままでもいいのですが、せっかくなので「文字色」と「サイズ」もちょっと変えてみます。
このようになりました。
では次に「図」を選んでみます。
「画像の挿入」画面が出るので、ネットで検索するか、自分で画像を用意します。
今回は素材サイトのデザインカッツから落としてきたPNG画像を使ってみました。
関連記事
英国発デザイン素材サイト「デザインカッツ」で素材を買ってみました
画像は自動的にアイコンサイズになるので、画像のサイズはあまり気にしなくていいと思います。
元の黒丸に戻したい場合は、一度箇条書きを外して付け直せば戻りますよ。文字色とサイズは戻らないので、そちらは別個に解除してください。
絵文字フォントはフリーで配布されているモノもありますし、奥の深い世界ですね。いろいろ探すのも面白いと思います。
こんな本もあります。
Excelで絵グラフを作る
ではエクセルのグラフに移ります。
以下のグラフ用データは総務省のサイトからお借りしました。
平成30年版 情報通信白書
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd252120.html
これをまず普通にグラフにします。デフォルトだとこうですね。
それぞれのデータ要素(またはデータ系列)を選んで、右クリック→「データ要素の書式設定」を選びます。
右側に出てくる作業ウィンドウから「塗りつぶしと線」で「塗りつぶし(図またはテクスチャ)」を選びます。
そうすると、また「画像の挿入」ダイアログが出てくるので、パワポの時と同様、画像を選びます。
適当に選んでみた結果がこちらです。
全体的に薄くて申し訳ありません(笑)
棒グラフで同じように画像を使ってみたのがこちら。
使うアイコンのチョイスがいまいちかも……私のセンスの問題ですね……すみません。
「引き伸ばし」や「積み重ね」を使って見た目を整えてみてくださいね。
ま、以上のように簡単に変更できます。
要素ひとつずつ変更するので、項目が多いと大変ですけれども……。
もちろん、パソコンの環境に依存します。ので、ファイルそのものをそのままの形式で外部へ出す場合はご注意ください。
あとはいかに見栄えの良い画像を見つけてくるか、ですね。フリー素材のサイトなどで見つかると思います。(※ 使用条件はご確認ください)
もし「君の持ってくる資料って代わり映えしないよね」とか言われてしまったら、お試しを。脱マンネリズム!
それでは、今回はここまで。
コメント