これから徐々に実際の編集作業に入っていきますが、まず最初に、ここでの大原則を申し上げておきます。
「分からないところはいじらない!!」
なので、見慣れないメニューとかボタンとかあちこちにありますが、全スルーしていきます。
それから、VegasProは「軽い」のが特長ではありますが、それでも場合によってはメモリ不足で固まることもあるので、適宜、上書き保存をおすすめします。(CTRL+Sのショートカットキーが使えますよ)
ただ、自動バックアップが働いているので、ある程度は何とかしてくれます。
タイムライン 各部の名称
VegasPro13の、画面の下半分を「タイムライン」といいます。
「タイムライン」に素材を取り込むと、以下のようになります。
素材は、「タイムライン」上でドラッグして左右(←・→)に動かせます。
素材をクリックすると、「黄色の枠線」で囲まれた状態になります。これが、素材を「選択」した状態です。
「タイムライン」に取り込んだ素材のことを「イベント」といいます。
1,2,3・・・と、上から順番に番号が振られている帯状の部分を「トラック」といいます。
取り込んだファイルの種類によって、「ビデオトラック」と「オーディオトラック」に分かれます。映像や静止画ならビデオトラック、音声や音楽ならオーディオトラックですね。
「タイムライン」の一番左側部分全体を「トラックリスト」、1個1個の部分を「トラックヘッダー」といいます。
「トラックヘッダー」をクリックすると、その右側にあるトラック全体を選択したことになります。
また、「トラック番号」の隣で右クリック→「名前の変更」で、各トラックに名前を付けることもできます。
トラックの数が増えて管理しづらい場合は、名前を付けておくと区別しやすいですよ! 特にトラックの素材が音声や音楽だった場合、波形だけでは「内容が何か」までは分からいですからね。
一番上の「時間表示」は動画全体の時間のことではなく、今カーソルのあっている場所、「ビデオプレビュー」に表示されてる場所(部分)の時間のことです。
また、トラックは左上の(□・-)ボタンで折りたたむこともできますし、「ミュート」ボタンで該当イベントのみを非表示にすることもできます。複数のトラックを重ねて作業するような場合は「ミュート」ボタンが重宝します。
トラックの上部でドラッグすると、範囲選択することもできます。
ドラッグすると黄色の三角マークが表示されます。これを「ループリージョン」といいます。
範囲選択すると、選択した部分の「経過時間」がどれぐらいなのか、を「時間表示」で見ることができます。
「タイムライン」の映像素材の「再生」・「停止」は、「ビデオプレビュー」下部のボタンを使ってもいいですし、「スペースキー」や「エンターキー」でも可能です。
タイムライン 表示の拡大縮小
「タイムライン」を拡大・縮小するには、私はもっぱらマウスのスクロールホイールを使いますが、キーボードの矢印キー「↑」「↓」キーでも操作可能です。タイムライン上にある素材にマウスカーソルをあわせてから操作してくださいね。
また、トラックの「高さ」を調節するには、「SHIFT」+「CTRL」+上下の矢印キー「↑」「↓」です。トラック数が増えて、画面に収まらなくなってきた時などに利用します。
「タイムライン」の基本的な操作方法についてはこんなところでしょう。次回からはいよいよ、「タイムライン」に取り込んだ素材を編集していきます。
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