「Wolfram」という企業が提供しているサービスです。
「Wolfram」社とは
Wolframは、コンピュータ技術関連の製品やサービスを提供しているアメリカに本社を置く企業です。
サイトを見ていて「アメリカの会社なのになんで部分的に日本語なんだろう?」と思ったら、東京支社があるんですね。
米国、英国、フランス、ペルー、スウェーデン、日本にオフィスがあります。
創始者兼CEOのお名前が「Stephen Wolfram」氏です。
全自動作曲サービス「WolframTones」
さまざまな音楽を自動で生成するWebサービスです。
ブラウザ上で動くので、ソフトをダウンロードしたりインストールせずに済みます。容量増やしたくないので結構ありがたいです。
Chrome、Firefox、Safariなどほぼ総てのブラウザで動作するそうです。ページも軽いです。会員登録も必要無し。
このサービス自体は2005年に始まっています。
私はこちらの存在を、以下のGigazineの記事で知りました。
全自動作曲することができる無料サービス「WolframTones」
が、この記事も執筆の日付は2006年8月。10年以上も前の話です。流行り廃りの激しいWebサービスの世界です。「今でもサービス続いてるのかなあ?」と思いながら見に行ったところ、今も無事に利用できました。
利用規約(Terms of Use)によると、個人および非営利目的でのみ利用が可能です。
「WolframTones」の使い方
直感的に使えるので、「使い方」というほどのことはありませんが……。
あと、私には音楽の知識がありませんので、そのあたりはご容赦ください。
サイトは以下のようになっています。
「MUSIC STYLE」や「Vary」をクリックすると、音楽が自動生成しなおされます。もとに戻れないので、試聴してみて「いいな」と思ったら、ダウンロードをしておくのが吉です。
ツイッターやフェイスブックでシェアもできます。試していないのですが、連携は必要なようです……。
一応「FAQ」に解説の文章があるのですが、英語ですし、ちょっと専門的だったりして、あまりまじめに読んでいません……。
出来上がる音楽はデフォルトでは基本的に15秒と短めです。30秒まで伸ばせます。
例外が「Signaling」です。電話の音やクラクションの音など単調なものが中心なので、モノによっては「5秒」などとなります。
以下、実際に作ってみた音楽です。
「Rock/Pop」のスタイルを選んでみました。
次に、同じものですが、楽器を「オルゴールだけ」にしてみました。
テンポを変えませんでしたが、ゆっくりめにすれば、もっと「オルゴール」らしくなったかな、と思います。色々なパターンが作れるのはいいですね!
自動作曲がちょっとワンパターンになってきたな、と感じたら、「Rule」と「Seed」を変えてみるといいようです。「Vary」はバリエーションのことでしょうかね。
使用の感想
簡単ですし楽しいですが「当たりはずれ」も大きい気がします。
正直に言えば、子供が適当に楽器をかき鳴らしている「曲になっていない」ようなモノも少なくありません。
以前、MAGIX社の「Music Maker Premium」というソフトをご紹介しましたが、適当に並べてもそこそこ使えそうだったり、細かいところまで修正ができたり、そういう意味ではやはり、有料ソフトは有料なだけあるな~、という印象です。
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ただ、たまに「あ、これなら何かに使えそう!」というのも出来てくるので、すかさず保存するのをお勧めします。
Classicalとか、ジャンルによっては「弱い」気もしますが、音楽の知識がもっとあれば、テンポを変えたり工夫次第できちんとしたモノが作れるのかもしれません。Danceはわりとイイ感じです、個人的には(笑)
気軽に挑戦はできるので、ご興味があればお試しのほど。
それでは、以上です。
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